5月頭の暑い時期に、キッチンでコバエが大量発生しました。
コバエは夏に近づくと発生する小さな虫で、便宜上「コバエ」と言っていますがいくつかの種類が存在します。
今回発生したのは状況と捕まえた虫の大きさや形状から、ショウジョウバエかノミバエだと思っています。
コバエは生ごみを好むため、おうちご飯が増えて家庭ごみの中に生ごみが増えたコロナ禍においてはコバエで不快な思いをしている人が増えたそうです。
コバエ対策グッズの売れ行きも好調だとか。
我が家も玄関やベランダに集まるチョウバエ対策では殺虫剤や忌避剤を使用していますが、キッチンの生ごみ目あてに出没するショウジョウバエやノミバエは自作の罠で捕まえています。
自作でも効果はてきめん!
今回も3日後にはキッチンで飛ぶコバエを見なくなりました。
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コバエを捕まえるのは難しい
ショウジョウバエやノミバエは体長2~3ミリと小さい上に動きが早く、捕まえたり、電撃ラケットで叩き落すのは難しいです。
ショウジョウバエやノミバエの捕殺には罠が有効です。
湿気のある水場を好むので、罠はキッチンのシンク周辺(特に排水口付近)がおすすめです。
ちなみに、チョウバエの場合は好みが違うので罠を仕掛けるのではなく電撃ラケットで叩き落とすと良いです。
チョウバエは体長5ミリほどで動きもそれほど早くはありません。
※チョウバエは排水口・下水・浄化槽といったへデロ系のニオイを好む(雨が降った後、周辺住宅の浄化槽清掃があった後は大量発生)
日本酒とみりんで作るコバエ対策の罠
コバエを捕まえる罠は「日本酒(料理酒でも可)」「みりん」「食器洗い用液体洗剤」のブレンド液が有効です。
特に、酒のニオイが好きなショウジョウバエには効きます。
ペットボトルの底を、底から高さ2~3cmのところで切って浅めの器を作り、そこのブレンド液を入れて設置します。
器を自作せず食器等でも良いですが、大量に捕まえると「うわっ」という光景なので使い捨てできる容器を作る方をおすすめします。
罠用のブレンド液には「日本酒&みりん」の他に「めんつゆ」が効くという意見もありますが、過去の経験では「日本酒&みりん」の方が効いています。
罠に食器洗い用洗剤を入れる理由
洗剤を入れるのはコバエを窒息死させるためで、トロッとした液体洗剤はコバエを窒息死させるのに効率が良いからです。
コバエに限らず虫は胸部や腹部に気門という呼吸器官をもっており、その周辺は脂(ワックス)で水を弾く構造になっていて雨に濡れるなどしても死ぬことはありません。
しかし洗剤には界面活性剤が入っています。
界面活性剤は脂を溶かす成分で、気門周辺の撥水機能を壊して気門を塞いでしまいます(虫は呼吸できなくなるので窒息死する)。
酒とみりんのニオイに引き寄せられたコバエがブレンド液に触れれば、表面張力で一気にコバエの体表面をブレンド液が覆って、中に含まれる洗剤の効果で窒息死させられます。
洗剤の界面活性剤は強力かつ万能な殺虫剤
洗剤の界面活性剤の虫に対する攻撃力は強力で、ゴキブリさえも20秒ほどで窒息死すると言われています。
特に油汚れ対策されている食器洗い用の洗剤の界面活性剤は強力です。
但し、体内に病原菌をもっている虫が洗剤に触れると浸透圧で病原菌を外に出してしまう場合もあります。
そのため虫に直接洗剤を吹き付けて殺した場合は、その後アルコールなどを使ってその場を除菌することをおすすめします。
コバエ用の罠は夜間に効果を発揮する
トラップを仕掛けてもすぐにコバエが飛び込んでくることはありません。
理由はキッチンが明るいからです。
コバエは暗闇や日陰を好んで行動するため、キッチンの照明を落として暗くなったあとにコバエは行動し始めます。
そのため仕掛けた後の最初の朝は罠の中で大量のコバエが死んでいます。
生ごみを小まめに処分する
コバエは生ごみを好むため、罠を仕掛けている期間は照明を落とす前に生ごみを処理してシンク周辺をきれいにしておくようにします。
3日間~1週間でコバエがいなくなる
今回は罠を仕掛けて3日間でキッチンにいたコバエはいなくなりました。
ブレンド液の配合にもよるのでしょうが、過去の経験では仕掛けて1週間以内にはキッチンでコバエを見かけなくなっています。
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