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埼玉県でお得に買い物するならベルクかヤオコーがおすすめ

埼玉県在住者が良く利用するスーパーといえば「ベルク」と「ヤオコー」です。地域の皆さんが良く利用する道路沿いに多数あり、駐車場も店内も広いため子ども連れでも行きやすい食品スーパーです。

「ベルクとヤオコーはどちらが良い」かと問われても優劣つけがたく、2つのスーパーの利用者は「近いから」「普段の通り道にあるから」というようにどちらが良いというわけではなく立地条件に合った方を選択して利用することが多いです。

今回はベルクとヤオコーを比較してみました(※個人的な見解も多分に含みます)。

営業利益率は僅かにベルクに軍配

コンビニやドラッグストアとの競争激化や人手不足などにより食品スーパー業界は厳しい状況ですが、埼玉を地盤としたベルクとヤオコーはどちらも高収益をキープしています。

ベルクでは作業効率を向上させるため、商品補充が必要なときはケースごと入れ替える仕組みを採用しています。

区画されたカゴの中に商品がゴロゴロと入っているので店員さんは陳列に時間がかからない(作業効率アップ)、利用する側としては商品を手に取りやすいというWIN-WINの環境です。

知名度は老舗の貫禄でヤオコーに軍配

TBSラジオの生活情報番組「ジェーン・スー 生活は踊る」が2017年6月に「第1回スーパー総選挙」を開催した結果、ヤオコーは安さとサービスの良さ、そして地域に根付いたブランド力で第2位にランクインしました。

ベルクは12位、知名度はヤオコーの方に軍配が上がっています。

ヤオコーは1890年に埼玉県比企郡小川町で創業した老舗の食品スーパーマーケットで、現会長は日本スーパーマーケット協会の会長を勤めるスーパーマーケット界の大御所です。

店舗数はヤオコーに軍配だけど…

ヤオコーは159店舗(埼玉県内84店舗)でベルクは106店舗(埼玉県内72店舗)と、店舗数はヤオコーに軍配が上がります。

しかし熊谷市以北のエリアに限定すると、ヤオコーは熊谷市に3店舗、深谷市に3店舗、本庄市に1店舗、上里町に1店舗あります。一方でベルクは熊谷市に8店舗、深谷市に2店舗、本庄市に2店舗、上里町に2店舗あります。

熊谷市以北にベルクが比較的多いのは、ベルクの発祥が秩父市であり、販売範囲を拡げていくとき真っ先に進出したのが熊谷市だったからです。

ちょっとした違いですが、熊谷市以北に住む私としては実情は異なってもベルクの方が店舗数があると感じています。

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商品の種類の多さと鮮度はヤオコーに軍配

どちらも生鮮食品の鮮度に問題が全くありませんが、あえて比較するなら「ヤオコーの方が種類があって新鮮かな」という感想をもちます。

具体的に何かを比較したわけではありませんが、こういう声は結構多いです。

種類でいうならば、お酒や調味料もヤオコーの方が種類が豊富です。陳麻婆の麻婆豆腐の素が売ってたり、ヤオコーの地元川越の地ビール「コエド」を始めとした地ビールの種類が豊富です。

安さならば全て本社主導のベルクに軍配

商品の安さならばベルクに軍配をあげます。

ヤオコーが特別高いわけではありませんが、ヤオコーの価格設定が普通な分だけベルクの安さは目立つ印象があります。

こちらも具体的に何かを比較したわけではありませんが、こういう声は結構多いです。

ベルクはいづれの曜日も何かしらが安くなっていて、安い市状態になる火曜と水曜日、たまごが10個約100円で買える水曜と日曜は混雑する印象があります。

さらにベルクで面白いのは、どこの店舗に行っても構造から品揃えまで酷似していることです。場合によっては駐車場まで。

どこの店舗でもいつもの買い物と同じと感じられるので、比較的容易に自分の欲しいものを探し出せます。“探さなくていい”は買い物先選びでも大きなポイントになります。

お惣菜は提案力でヤオコーに軍配

お惣菜はヤオコーに軍配です。

味は好みなので甲乙つけがたいですが、ベルクの惣菜コーナーに並ぶメニューがありきたりで無難なものならば、ヤオコーでは創作系の料理も並び種類も豊富です。

種類が豊富かつ高品質な惣菜をはじめ、ヤオコーは商品提案力に定評があります。

店内の一角には店内の材料で実際に料理を作る実演コーナーがあり、レシピも公開されています。マンネリ化しがちな毎日の食卓に悩む人の強い味方です。

ポイントカードはベルクに軍配

ベルクには「ベルクカード」、ヤオコーには「ヤオコーカード」があります。どちらにもアプリがあり、どちらも発行されたカード情報を登録するとスマホ画面に会員証が表示されてレジで使用することができるようになります。

ポイントはどちらでも500ポイントたまった時点で「500円分のお買物券」として自動的にレジで発券されます(お買物券の有効期限はベルクの場合は6ヶ月、ヤオコーの場合は3ヶ月)。

また、ポイントの有効期限はどちらも最後の利用日から1年間です。ヤオコーカードは1年間の利用がない場合は残ポイントと同時にカード会員の資格も消滅します。

どちらも入会金および年会費は無料ですが、ヤオコーカードはカード発行手数料200円がかかります(カード発行手数料の実質無料キャンペーンをたびたび実施している)。

ここまではベルクとヤオコーのサービス内容に大きな違いはありませんが、ポイント付与率になると多少違いがあります。

ベルクカードのポイントは、現金払いは100円(税抜)で1ポイント、クレジットカード払いは200円(税抜)で1ポイントたまります。ヤオコーカードのポイントは、支払方法に限らず200円(税抜)で1ポイントたまります。つまり、現金払いの人の場合はベルクカードの方がポイント付与率が高くなっています。

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社員による会社評価はヤオコーに軍配

就職や転職のためのジョブマーケット「VORKERS」の調査によると、社員による会社評価のスコア比較ではヤオコー2.96で、ベルク2.67と比較してヤオコーに軍配が上がります(5段階評価)。

ヤオコーは2018年12月に新しい本社の稼働が開始します。新本社は今まで同様に埼玉県川越市、今の本社から徒歩5分ほどのところに建てられ、今までの4倍の延べ床面積が確保されています。

新本社の中には1400人が働けるスペースの他、商品開発のためのテストキッチンや企業内保育所が設置されています。

企業内保育所の保育規模は20人(社員向け15人、知育向け5人)です。社内に保育所があるということは、若い世代の働きやすい環境を作り、ライフワークバランスの向上にもつながると私は思います(ヤオコーは本社勤務の従業員を順次増員する見通し)。

参考:ヤオコー/川越市に新本社竣工、売上高1兆円の拠点に(流通ニュース 2018年11月9日) 他、1記事

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