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古着を買ったら、独特のニオイをまず消臭

洗濯のゆるかわ絵

暖かくなってきたので子どもの服を入れ替え、小さくなった服や季節に合わない服を整理しました。

来月には衣替えがあるので早めに。

ハイブランドの服はなく、処分対象の服は汚れているか、汚れていなくても2ユーザーを経たものなので中古買い取り業者に依頼することはなく処分しています。

子供服が終われば、次は私の分。

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大人になると「小さくなったから処分する」ということが無いから古い服を、別に「お気に入り」じゃなくても、何とな~く着続けちゃうよね。

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袖や裾が伸びていたり、襟がよれているというように、「着古した服」は老けて見える原因になるので、定期的に服の入れ替えがオススメです。

大人の場合は「着ていて気分の上がらない服は処分」という人もいます。

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服が不足したら、古着屋さんをチェック。

古着屋さんの独特の臭いが嫌で古着は遠慮していましたが、しかし「良いものを安く買える」し、何より臭いを改善する方法がみつかったのでここ数年はよく利用するようになりました。

今回はあの独特な臭いをとる方法について。

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「良いものを安く手に入れて着る」方法として服のサブスクもあります

コロナ禍で幼稚園や学校の行事に参加する機会が減っていますが、いざというとき「キレイなママ」でいたいママにも人気のサービスです。

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月額7,000円で毎月3着まで選べるエアークローゼット は人気よ。

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古着屋さんの臭いの原因は?

古着屋さん独特のあのニオイの原因は、

  ・カビ

  ・防虫剤

  ・芳香剤やお香

この3つがあり、一番強いのは「カビ」と考えられます。

その服にカビがなくても、カビの胞子がついている可能性はかなり高いので、古着を購入した後は必ず洗うようにします(洗えないものは除く)。

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カビの臭い対策、漂白剤で除菌

カビは菌なので、漂白剤で除菌して、適切な洗濯をし、しっかり乾燥させることでほぼ臭いはとれます。

漂白剤は大きく分けて、酸素系と塩素系の2タイプあります。

酸素系漂白剤と塩素系漂白剤のどちらも「水洗いできないもの」には使えません。

また、金属製の付属品や含金属染料で染めたものは変色してしまうので、これらの衣類にもどちらも使えません。

酸素系漂白剤で除菌する方法

40℃程度のぬるま湯をバケツに溜めて漂白剤を入れ、そこに衣類を浸して約1時間放置しています。

2時間以上の浸け置きは、生地を傷めたり、色落ちする可能性があります。

水でも良いですが、ぬるま湯の方が除菌効果が高いです。

塩素系漂白剤を使う前の注意

漂白剤は「酸素系漂白剤」が良いですが、それでとれない頑固なカビ臭の場合は次の2点に注意して塩素系漂白剤を使います。

塩素系漂白剤は白物専用(薄めても濃い色を脱色してしまう)

木綿、麻、ポリエステル素材の衣類には使えるが、毛、絹、ナイロン、アセテート、ポリウレタン素材の衣類には使えない(酸素系漂白剤は木綿、麻、化学繊維、毛、絹のどれでも使える)

塩素系漂白剤はゆっくり塩素ガスを放出しながら除菌漂白するので、必ず換気します。

塩素ガスは有毒で、吸い込んでしまうと「呼吸困難」「肺水腫」「喉の腫れや痛み」、肌に触れたことで「ただれ」、目に入ることで「目が痛む」等の症状が現れます。

塩素ガスが発生していると感じた時には、直ぐに顔を高い位置にして、その場から離れ(床に近い子どもは特に危険)、医療機関を受診するようにします。

塩素系漂白剤で除菌する方法

酸素系漂白剤と同様に、40℃程度のぬるま湯をバケツに溜めて漂白剤を入ます。

そこに衣類を浸して、約5分間放置します。

10分間以上の浸け置きは、生地を傷めたり、色落ちする可能性があります。

塩素系漂白剤を樹脂加工した衣類に使ってしまうと黄色く変色してしまいますが、『ハイドロハイター』(花王)のような還元系漂白剤を使うと元に戻ります。

また、衣類に日焼け止めがついているとピンク色に変色してしまうことがありますが、衣類用洗剤で揉み洗いすればキレイになります。

塩素系と酸素系を混ぜてはいけない理由

塩素系と酸素系を混ぜると有害な塩素ガスが発生するので危険です。

「酸素系で効果がなかったから次は塩素系を試す」という場合は、しっかり酸素系漂白剤をすすぎ洗いして落としましょう

ちなみに混ぜたときの化学式は、

NaClO+2HCl→NaCl+H2+Cl2

この「Cl2」が危険なのですが、酸素系と塩素系を混ぜても「Cl2」を発生させない漂白剤があります。

それは花王の「ハイター」で、花王の公式サイトでは、塩素系漂白剤と酸素系漂白剤を混ぜても酸素が発生するだけなので安全といっています(容器が膨張して破裂する危険性はある)。

本当です。

なぜかというと花王の酸素系漂白剤は過酸化水素(H2O2)を利用しているため塩素ガスではなく酸素が発生、

NaClO+H2O2→NaCl+H2O+O2

塩素系で次亜塩素酸ナトリウムを使うものは多いので、塩素ガスの発生事故を防ぎたいならば、過酸化水素を使った酸素系洗剤・漂白剤が比較的安全ともいえます。

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漂白剤を使えない服の場合

スチームアイロンの蒸気を、衣類から2~3cm離したあたりから当てて、その後数時間干せば臭いが取れやすいです。

干すときは風通しの良い場所で、陰干しが良いです。

防虫剤の成分は熱と水分に弱いので、この方法で防虫剤の臭いも取れます。

お香の臭いも防虫剤同様に、この方法で臭いがとれます(陰干しだけでもよい)。

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衣替えで防虫剤の臭いを取りたい場合

オフシーズンの服の保管時に防虫剤を使っていた場合、衣替えで出した服は一度風通しのよいところで陰干しすると良いです。

使った防虫剤は袋につつまれた状態のまま捨てて、一部破れていた場合は防虫剤成分が衣類についている可能性があるので必ず一度洗濯します。

防虫剤成分が肌に触れると、皮膚炎を起こしたり、ひどい場合は中毒症状が出てしまいます。

防虫剤を誤飲した場合の対処法

子どもやペットが防虫剤を誤飲した場合、「意識がない」や「けいれんを起こしている」といった重篤な症状がある場合は急いで救急車を呼びます。

意識があり呼吸や脈拍に異常がない場合は次のような応急手当をし、子どもの場合は安全を見て医療機関を受診します。

ナフタレンは症状が出るのが遅いため、応急処置をしても安心できません。

 ①口の中に残っているものがあったら取り除く(吐かせてはいけない)

 ②口をすすいで、うがいをする(難しい場合は濡れガーゼで口の中の成分をふき取る)

 ③水を飲ませて成分を薄める

誤飲した防虫剤を家庭で吐かせようとすると、返って症状が悪化する危険性があるため、口の中に残っている物を取り除く程度で、絶対に吐かせようとしてはいけません。

水を飲ませる量が多過ぎると吐いてしまうので、子どもの場合は120ml、大人の場合は240mlを目安に飲ませます。

牛乳など脂肪分が多いものを飲ませると、防虫剤の成分が脂肪が溶けて体内に吸収されて更に危険です。

[su_label]ー この記事はここで終わりです -[/su_label]

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