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保温性のあるフードジャーは熱々の状態でつめる

 旦那は会社に弁当を持っていっていますが、『温かい料理』とはとても嬉しいようで、半年前に温かいみそ汁を持っていけるようにスープジャーを購入、そして今回ランチジャーを購入しました。

 会社にも電子レンジはあるそうですが、なぜか使いたくないらしく、保温性の高いステンレス製のランチジャー(二層構造)です。

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雑菌の繁殖に気を付ける

 菌の繁殖を防ぐためには、菌が繁殖する温度20~40℃より「高い」もしくは「低い」状態を保つ必要があります。

 「どのくらいの温度を何時間保つことができるか」は、商品説明にある『保温性』と『保冷性』の温度と時間が重要です(保温・保冷時間は6時間以上が望ましい※6時に詰めて12時まで保温・保冷が効く)。

 例えば、人気のフードジャー「サーモス 真空断熱スープジャー(500ml)」の場合、保温効力は63℃以上(6時間)、保冷効力は11℃以下(6時間)となっています。

 ステンレス製のフードジャーは水筒のまほう瓶と同じ。外気温の影響を受けにくく、熱々の料理を入れた場合は冬でも60℃以上を6時間維持できる仕様になっているものが多いようです。

温かいランチを「安全」に食べたい場合

 菌を繁殖させないためには、料理は熱々の状態で入れる料理を入れる前にフードジャーにお湯を入れるなどして予熱をしておくとよいそうです。

 金属製の保温弁当箱(ステンレスランチジャー)は20~40℃の中途半端に冷めた料理をつめる

それよりも低い温度か高い温度で保たれるようにすると安心です。

保温性のあるフードジャーは弁当を作るときの注意点

 弁当を作るときの鉄則は次の通りで、全て殺菌の増殖を防ぐための技術です。雑菌が繁殖すると食品が傷んでしまいます。

  • 弁当箱のご飯やおかずはしっかり冷ましてから入れる。
  • 生ものは入れない(必ず火を通す)。
  • 前の晩のおかずはもう一度火を通す。
  • 少し濃い目の味付けにする(酢・砂糖・塩・醤油・梅が良い)。
  • 梅干しを入れる。
  • おにぎりは竹の皮につつむ。

 食材につく雑菌の量を減らすためには、料理をする前には必ず手を洗い、一品一品作るごとにまな板を洗うことも大事です。

保温弁当箱は熱々の状態で詰める

 雑菌が繁殖しやすい温度は20℃~40℃といわれているため、冷たくして食べるときにレンジで温めるタイプでない金属製の保温弁当箱(ステンレスランチジャー)の場合は熱々の状態で詰めます。金属製の保温弁当箱はまほう瓶と同じ構造のため外気温の影響を受けにくく、熱い状態の料理を入れた場合は冬でも60℃以上を6時間維持できる仕様になっているものが多いようです。

 金属製の保温弁当箱(ステンレスランチジャー)は20~40℃の中途半端に冷めた料理をつめるのが最も危険です。また、中身が少ないと冷めやすいので容器一杯まで入れると良いそうです。

保温弁当箱はしっかり洗浄する

 保温弁当箱の中の料理が腐るのは、弁当箱の衛生環境が悪いこともあるそうです(特に、パッキンの汚れが雑菌の温床になっていることが多い)。

 普段は食器用中性洗剤で洗うのでも十分ですが、定期的にアルコールや塩素系漂白剤で消毒(殺菌)すると良いです。浸け置きタイプや泡スプレータイプは細かいところまで殺菌できるのが良いです。

保温弁当箱の保管方法(食べるまで)

  • 直射日光を避けて暗所に置く
  • 6時間以内に食べる

 車内に置いておくしかない場合、夏場は日の当たらないところに置いて少し窓を開けておきます。

 常に車内に置いておくことになる場合、適当な大きさのクーラーボックスを用意して凍らせたペットボトルを保冷剤代わりにして置いてくと効率が良いです。

保温力重視は「サーモス」か「象印」

 電子レンジなど温める手段がない環境で弁当を食べる場合、やはり欲しいのが保温力です。

 できるだけ長く保温できるものを選びたい人は国内魔法瓶メーカーのもの、特に「サーモス」と「象印」がおすすめです。さらに保温バッグに収納することで保温力が高まります。

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