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シソは買うより育てた方が絶対に安い

ネギがいなくなって空いたプランターに植えたシソ(紫蘇)

カインズホームでシソの苗を98円(税込)で購入しました。売っているシソ(葉)は冷蔵庫の中でもあまり長持ちしないので、1株栽培しておくととても経済的です。

しかし、シソの植え付けは7月まで。苗の販売も終わりの時期です。今売っている苗はすでに大きく育っていて、今すぐ使える大きな葉が何枚もついた苗です。

シソ(紫蘇)は和風ハーブの代表格です。料理のアクセントになり、シソが添えられているだけで普段の料理が2割増に見えます。シソはビタミンやミネラルを多く含み、葉に含まれるポリフェノールに消臭効果や抗酸化作用もあります。

彩りの定番パセリ。私は食べないけれど旦那は食べます。
料理に使いやすいイタリアンパセリ。生育旺盛で切っても切ってもぐんぐん伸びます。
毎年育てているスイートバジル。ピーマンの苗の下でも元気に成長しています。
スイートバジルよりも香るバジルアジュカ。ピンク色の花が咲きます。

今年はハーブにはまっていて、庭にはいろいろなハーブを植えています。今回はシソ(しそ・紫蘇)の育て方をまとめました。

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シソは生育が簡単な超初心者向けの野菜

シソは、中国、ベトナム北部、韓国、日本に分布していて、縄文時代の遺跡からも発掘されているので日本の気候で自生しやすい野菜です。つまり初心者でもとても育てやすい野菜で(草丈が80cmくらいまで大きくなりますが)。

摘芯とか追肥とかありますが、何もしなくてもわさわさと増えます(但し、虫がついて大量に葉を失うことも)。一度植えるとこぼれ種から発芽して翌年も楽しめることがあります。

シソは中国後漢末期の名医「華佗」が食中毒の治療に使ったことから、「蘇りの薬草」と言われて「紫蘇」と名付けられたという説もあります。

シソは日当たりの良い場所に植える

シソは日当たりの良い場所を好みます。半日陰でも育ちますが、陽当たりが悪い過ぎると徒長(ずるずると伸びて成長)してしまいます。

シソの苗の植え付けは5月~7月が最適

20~23℃がシソの最適な生育温度なので、シソの苗の植え付けは暖かくなり始めた5月から7月が最適です。植え付けたら根がはるまで水をたっぷりあげるようにします。

1本で十分ひと家族のひと夏をまかなえる程の量に成長しますが、複数本植える場合は株間を15~30cmあけます。本葉が2~3枚になったら2本立ちにして、本葉が10枚ほどできれば収穫時期です(収穫は下の葉から)。

シソは水が不足すると成長しなくなる

シソは湿った環境を好みます。乾燥を防ぐために腐葉土をしいて水やりを欠かさないようにします。水が不足すると葉がしおれるので分かりやすいです(しおれ始めたらしっかりと水やり)。

シソは摘芯(摘心)して脇芽を成長させる

シソは3~5節目を摘芯(摘心)し、脇芽を成長させて成長する葉の量を増やします(葉の根元に新しい芽が出ている茎は切らない)。摘芯しないと幹の部分がどんどん成長して脇芽が成長しなくなります。

摘芯が早過ぎると花が早く咲き始めてしまいます。草丈が30cmくらい、本葉の数が10枚くらいが摘芯の目安です。

摘芯した茎や枝を挿し木することで増やすことができます。挿し穂を10日間ほど水に浸けておくと根が生えてくるので、十分な量の根が生えてから土に植えると失敗しにくいです。

シソに窒素肥料を与えすぎると虫がつく

シソの葉が茂ったら2週間に1回の頻度で肥料を与えます(目安)。

ただし、窒素肥料を与えすぎるとアブラムシなどの虫がついてしまいます。虫がついてしまったら水で洗い流して除去します。但し、ベニフキノメイガが付いてしまったら葉ごと除去します(洗い流すだけでは不十分)。ベニフキノメイガの幼虫は食欲が旺盛なので、たくさん葉が食べられたら要注意です。

シソは室内(水耕栽培)でも育てられる

シソは室内(水耕栽培)でも育てられます。室内ならば虫がつくことがなく、冬の期間中も育てられます。水耕栽培に特別なキットは不要で、ペットボトルで育てられます。

ペットボトルを飲み口側から1/2または1/3の位置でカットし、飲み口が下になるようにはめ込みます。ペットボトルの底側が水のタンクになります(水に野菜用の液体肥料を混ぜる)。切り口がむき出しになるので手を切らないように注意します。

苗から土をキレイに洗い流し、飲み口で支えるように植えます。摘芯した茎や枝を使うと10日ほどで発根するので、そのまま水耕栽培で育てることができます。

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