先日、子どもの新生児訪問が終わりました。
新生児訪問は厚生労働省虐待防止対策室が実施している『こんにちは赤ちゃん事業』で、全国で実施されています。
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新生児訪問はいつ来るの?
新生児訪問は生後4ヶ月までの赤ちゃんがいる家庭が対象です。
生後1ヶ月の頃に産院で検診を受けた後に来ることが一番多いようです。
新生児訪問は事前に役所の担当者から連絡があり、そこで日程調整となります。
里帰り出産などで自宅にいないなど、それぞれの事情に加味して実施されるので「絶対に生後4ヶ月まで」と頑なではないようです。
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新生児訪問は誰が来るの?
新生児訪問では、指定の講習を受けてた人が来ます。
全員が看護師や産婆など有資格者というわけではないようですが、出産や子育ての経験者であることが多いようです。
有資格者ではないことから、「生後1ヶ月検診で医師に診てもらったのに(必要なのか)?」という声も少なくないようです。
しかし個人的には、新生児訪問は子どもの健康観察だけでなく、どちらかといえば育児に関する保護者(主に母親)のケアが目的の様に感じました。
実際に子どもの体重などをチェックしたあとは、
・育児の不安や悩みはないか
・子育てをサポートする自治体の取り組みについて
この2つの説明の方が長く時間をとっていました。
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新生児訪問の真の目的は?
子どもへの虐待防止です。
質問内容からして「もしかして」と感じましたが、ずばっと確認してみたら訪問先が”要支援家庭”の場合はその情報を関係各所に伝達するそうです。
「虐待防止のため」とアピールすると色々不都合がでるのかもしれませんが、そもそも新生児訪問事業を担当する部署名は虐待防止対策室ですからね。
そのため新生児訪問の主な聞き取りは「母親が育児でストレスを溜めていないかどうか」。
産後の母親の体調や家族のサポートを確認されます。
虐待の原因になりやすい育児ストレス、その原因のひとつには「孤独」があるため、児童館など自治体の子育て支援サービスの案内しているそうです。
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新生児訪問は拒否しにくい
新生児訪問は義務ではなく、実施する自治体は協力を求める形になっています。
しかし実際のところ断るのは、何度も連絡があったり、しつこく理由を問われて面倒だそうです。
「近いうちに引っ越す」といった知人もいましたが、「それでも」としつこく食い下がれたようです。
役所の担当者からすると「こちらから出向くのだから大した手間にはならない」という思いがあるようです。
うーん。
やっと寝た子どもを起こされた経験がある身としては…『約束』を入れられること自体が面倒だと思うのですが。
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新生児訪問を断ると虐待を疑われるのか?
疑われることはないようです。
しかし新生児訪問以降もずっと自治体主導の子どもの検診は続くので、その都度「なんで新生児訪問をやらなかったのか」と何度も聞かれることもあるようです。
「面倒だからやっといたほうが良いね」
30分かそこらだし、というのが新生児訪問を断って、その後その質問を連発された知人の意見です。
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- 万が一虐待があったときに自治体としては必要な対策をしていたことをアピールしたい(知らなかったでは済まないため)
- 厚生労働省がこの新生児訪問について全戸訪問を目標としているから