先日無事に第二子を出産しました。
一度経験があるといっても、出産は毎回違うし、全然思い通りにならないと実感。
・計算上は2600g程度の予定だった赤ちゃんが3100gだった
・通常1メートルほどあるへその緒が半分しかなかった(その分太かった)
へその緒が赤ちゃんに絡まって一時心拍が弱まったそうですが、助産師さんの判断で陣痛促進剤の滴下スピードを落として、深呼吸して酸素を送って危機を乗り越えたり。
産道がある程度柔らかくなっていれば人為的に破水させることも可能だったようで…無茶苦茶痛かったですが、無事に生まれれば気にもなりません。
そして生まれた赤ちゃんは食いしん坊。
産まれたばかりの赤ちゃんの消化器官の中には羊水が詰まっているため、それを排出させるために出産後12時間以上は何も飲ませないのが通説。
しかし主産後約2時間でミルクを強請りだす我が子。
産院や医師によって方針や待ち時間は違うようですが、さすがに出産後2時間は早過ぎると判断されて8時間待つことになりました。
母乳育児の一環で、出産直後に乳首を吸わせることもあります。
これは母乳を飲ませるためではなく、
・赤ちゃんに乳首を吸うことを教える
・乳腺などを活性化させ、母乳の分泌を促す
さて今回は「母乳育児」について。
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母乳育児は名前の通り「赤ちゃんを母乳で飲ませること」ですが、私は基本的にハイブリッド。
母乳が出るなら乳が張るから母乳を飲んでもらって、出ないもしくは量が足りなければ粉ミルクをあげればいいと思っています。
しかし、世の中には完全母乳派がいます。
完全母乳を否定するわけでは全くありませんが、完全母乳に関する意見を見ると、
・痛みに耐えて母乳をあげている
・母乳が出ない自分はダメだと自己嫌悪に陥る
・完全母乳育児推奨の病院の入院生活はつらい
・授乳しないと怒られる
・授乳の時間はいつも泣いている
えーーー、そこまで頑張る?
もはや信仰。
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そういえば、7ヶ月の赤ちゃん連れで市議会に出席しようとした女性市議も完全母乳派でした。
赤子連れで出席する理由が「母乳をあげているから預けられない」。
市議もやりたい。
完全母乳育児も遂行したい。
保育園に搾乳した母乳を持っていく人がいるのも「完全母乳育児」の影響なようです。
完全母乳育児の赤ちゃんの中には栄養が足りていない感じの子もいるそうです。
母乳が出ないのは出ないんです。
誰が悪いとかでなく、今でないなら別の案を出すしかないです。
頑張って出るものでもないですし。
母親の「どうしたい」よりも赤ちゃんの健康が第一です。
「粉ミルクに頼ってもいいじゃないか」
出産から10時間ほどたって、母乳では足りず、美味しそうに追加の粉ミルクを飲む我が子を見ながら思いました。
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