エアコンが設置され、真夏に対する備えができました。
エアコンを設置するときに起きるトラブル、「重要な柱を切られた」「壁紙が傷つけられた」などを聞いていたので、担当業者さんの丁寧な作業と仕上がりにホッとしました。
さて、そろそろエアコンを本格的に使う季節。
今年は新品なので不要ですが、エアコンの使用前(シーズンインのとき)・使用後(シーズンオフのとき)のメンテナンス方法をまとめました。
冷房シーズンインのときのメンテナンス
・電源プラグ周辺の掃除
・フィルターとフィンの掃除
・ドレンホースの掃除
・「冷房」で試運転
【感電・火災予防】電源プラグ周辺を掃除する
電源プラグ(コンセント)周辺にホコリが付着していると感電・火災の原因になるので、掃除機もしくは乾いた布できれいにします。
感電するので濡れた布は厳禁。濡れた布で拭いてしまった場合はよく乾燥させて、乾くまではプラグをコンセントに刺さないようにします。
【節電効果】フィンとフィルターの掃除
フィンやフィルターにホコリがつまっているとエアコンの効きが悪くなるので、掃除をすることで電気代が節約できます。
またフィンやフィルターはカビがつきやすいので、掃除しないでエアコンを使うとカビや菌を室内にまき散らしてしまいます。
カビ汚れは頑固なのでプロに頼んで掃除する家庭も少なくありません(スプレー洗剤での掃除がしにくい小さな子どものいる家庭の利用率が高い)。大手のエアコンクリーニングならば12,000円~15,000円/台です。
フィルターとフィンの掃除とその節電効果については「家計に優しいエアコンの使い方(節電効果)」を読んでください。
【防カビコート無料】エアコンクリーニングならカジタク【水漏れ予防】ドレンホースの掃除
室内機にたまった水を外に流すためのドレンホースに汚れが詰まっていたり、虫がいたりすると、水が排出されずに逆流し壁の内部で水が漏れてしまうことがあります。
ドレンホースの口を割り箸や歯ブラシで掃除したあと、奥にある汚れは吸引タイプのクリーナーで取ると良いです。
ドレンホース内に虫が入るのを予防するためには、ドレンホースの口に虫の侵入を防ぐキャップをつけると良いです。ゴキブリの侵入口になることも多いそうなので、幼虫も防げるように薬剤付きのキャップがおすすめです。
冷房で試運転する
リモコンで本体の電源を入れ、室温より3℃以上低く設定して「冷房」で運転をします。
運転開始から10分後を目安に、吹き出し口から冷風が出ることを確認し、さらに10分後に室外にあるドレンホースから水が出ていることを確認します。
異常がある場合は修理の相談が必要になります。
冷房シーズンオフのときのメンテナンス
冷房シーズンオフのときのメンテナンスは、エアコン本体内部を乾燥させることです。
半日ほど送風運転をして、エアコン本体内部を乾燥させてカビの発生を防ぎます(送風運転終了後にカビの温床になりやすいフィルターを掃除)。
長期使用しなくなる場合は、電源プラグを抜いて、リモコンの電池を抜いて液漏れによるリモコンの故障を防ぎます。