花粉症の症状を軽減する方法

花粉症を患う友人が「春の雨なんて最悪」と嘆いていました。

雨で濡れた後に暖かくなると花粉が一斉に飛ぶからです。

花粉の飛散量が増えると花粉症の症状もひどくなります。

今回は少しでも花粉症の症状を軽減させる方法をまとめました。

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不要な外出をしない

花粉症の症状の軽減には、アレルゲンである花粉が体の中に入って来ないようにします。

天気予報を毎日確認し、花粉の飛散量が多い日は不要な外出を避けるようにしましょう。

花粉の飛散量が多い日（例）

　・前日が雨だった日

　・南からの風が吹く日

　・最高気温が高い日

　・湿度が高い日

家の中に花粉を入れない

　・あまり窓は開けない（特に飛散量が多い日）

　・花粉の付きにくい素材やデザインの服を着る

　・帰宅時は家の外で衣服についた花粉を払う

　・玄関に空気清浄機を設置する

　・乾いた洗濯物は叩いて花粉を払ってから取り込む

　・空気清浄機は24時間稼働

　・こまめに掃除する

家の中の花粉量をゼロにするのは難しいですが、工夫次第で減らせます。

掃除機をかけた後に水拭き

掃除はこまめに行います。

最近の掃除機は小さな花粉まで吸い取ることができますが、掃除機をかけた後に床を水拭きするとより多くの花粉を除去することができます。

洗濯物の外干しは午前中だけ

午前中は花粉の飛散量が比較的少ないため、洗濯物の外干しは午前中だけで終えた方が良いです。

洗濯物を取り込むときは花粉と叩いて払い落とします。

布団を干した場合、布団の表面を掃除機で吸うとより多くの花粉を除去できます。

布団に入るとアレルギー反応が酷くなる場合は枕に花粉が多くついていることが考えられるので、枕の周りを水で濡らしたタオルで拭くと良いそうです。

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花粉症とは？

花粉症は季節性アレルギー性鼻炎です。

花粉症は原因となる花粉が飛ぶ季節だけ発症します。

アレルギー性鼻炎は原因物質アレルゲンによって、「季節性アレルギー性鼻炎」と「通年性アレルギー性鼻炎」に分かれます。

花粉症の症状

花粉症の主な症状は、

　鼻の症状　…　くしゃみ・鼻水・鼻づまりなど

　目の症状　…　かゆみ・充血など

症状には個人差があり、人によっては喉のかゆみや皮膚のかゆみなどを感じることもあるそうです。

抗体反応により発熱することもあるため風邪だと勘違いする人も多いです。

花粉症の原因（アレルゲン）

日本ではアレルギーを引き起こす花粉は約60種類飛んでいると言われています。

人によっては複数の花粉に反応することもあり、ほぼ1年中花粉症に悩まされる人もいるそうです。

　春の花粉症　…　スギ花粉、ヒノキ花粉、ハンノキ花粉　など

　夏の花粉症　…　イネ科の植物の花粉（カモガヤ、ハルガヤなど）、キク科の花粉（ブタクサ、ヨモギなど）など

　秋の花粉症　…　キク科の花粉（ブタクサ、ヨモギなど）など

花粉症、発症したら何科を受診するべき？

花粉症を発症したら、症状が一番つらい部位の診療科目を受診するといいそうです。

　鼻水など鼻の症状　→　耳鼻科

　喉の痰やかゆみ　→　耳鼻咽喉科

　目のかゆみ　→　眼科

軽度の症状の場合は内科、子どもの場合は小児科で検査や治療ができます。

アレルギー科は総合的な治療が可能です。

病院に行く前に自分の症状を理解しておく

医療機関を受診したときに、自分の症状や困っていることを的確に伝えられると効果的な治療が期待できます。

　・初めて症状がでた時期（季節）

　・毎年同じ時期に、同じ症状が出ているか

　・1日何回クシャミをするか（ひどいとき）

　・鼻づまりの程度（鼻呼吸ができるかどうか）

　・1日何回鼻をかむか

　・目にかゆみがあるか

　・花粉症で通院したことがあるか

　・服用したことがある花粉症の薬（名称）

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信頼できる病院／先生を探す

花粉症の治療には時間がかかり、治療法にも個人差があるので、医師との信頼関係が重要になります。

また、定期的に通院することになるので通い場所である方が良いです。

ライフスタイルにあった薬を希望する

処方薬については医師に、

　・効果を重視した薬を希望

　・眠気の少なさを重視した薬を希望

このようなライフスタイルに合わせた希望を伝えるようにします。

花粉症の薬は眠気を引き起こすなど副作用があるものが多いです。

花粉症は治療が大切ですが、薬の影響で仕事や学業などに影響を与えてしまっては積極的な治療は難しいと言われています。

副作用の日常生活への悪影響はできるだけ少なくすることが重要です。