うちのリビングの窓は正方形で、ここにロールスクリーンをつけます。
「外からの目隠し」はカーテンが主流で、賃貸物件はほとんどカーテンレールがついています。
カーテンにはカーテンの良さがありますが、せっかく正方形の窓なのでスタイリッシュにまとめたいと思いました。
今回はロールスクリーンについて。
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ロールスクリーンは見た目は良いけど機能性が低い
カーテンやロールスクリーンには遮光や保温の効果があります。
織り方によっては陽射しは入れるけれど、目線はシャットアウトできるというミラー効果のあるタイプもあるので、空間を仕切る建具代わりにする人も多くいるようです。
ロールスクリーンのメリット
ロールスクリーンは圧迫感が少ない
カーテンやロールスクリーンには存在感があり、色や遮光性によっては閉塞感を与えることがあります。
あくまでも比較ですが、壁から手前によってくる分や布の量のが少ないためロールスクリーンの方が圧迫感が少ないです。
ロールカーテンは布の量が少なく、レースカーテンとセットで使うカーテンのような重厚感はありません。
さらにカーテンは開放していても窓枠の左右両方もしくはどちらかに束ねられるので、どっしりとした重さが付きまといます。
しかし、ロールスクリーンの場合はコンパクトに巻き取られるため開けているときはスッキリします。
空間を広く見せたいという人にはロールスクリーンがおすすめです。
ロールスクリーンは幅の狭い窓でも設置できる
光りは採りいれたいけれど防犯上大きな窓はつけたくないという家に多いのが、幅数センチ(20~30センチ)の縦長の窓です。
このように幅の狭い窓にはカーテンでは重すぎるためロールスクリーンがおすすめです。
また「夏の強い日差しは遮りたいけれど、他の季節では光を遮りたくない」という限定的な使用法も、軽量のロールスクリーンは突っ張り棒(テンションバー)で取り付けることができるので可能です。
重量のあるカーテンは突っ張り棒では支えることができず、ネジ止めのカーテンレールが必要になります。
絵のようになるので飾りにもできる
ロールスクリーンは平らになるので絵や写真などを飾る様な感覚で利用することができます。
メーカーによってはプリントオーダーすることができるので、カメラが趣味の人は自分で撮影した写真をスクリーンの柄にすることができます。
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ロールカーテンのデメリット
カーテンレールよりも壊れやすい
開閉の機構(仕組み)がロールスクリーンはカーテンよりも複雑なので、複雑な分だけ壊れやすいです。
上記のように軽量なので突っ張り棒などで設置できますが、強く引っ張り過ぎると落ちてしまうという危険性もあります。
カーテンはレール内部にあるコロコロ転がる部品に取り付け、その部品が移動するだけなので壊れにくいです。
カーテンをひっかける部分が劣化することも予想されますが、カバーの中なので紫外線が原因にもならないのであっても何十年後のことです。
またもともとカーテンレールは重量物を取り下げることを前提としており窓枠にしっかりネジ止めします。
そのためカーテンにぶら下がっても壊れることはありませんが、ロールスクリーンはネジ止めしているネジが短く乱暴な使いには向いていないのでぶら下がるとまず外れるか壊れてしまいます。
掃き出し窓にあると少し不便
カーテンの場合は隙間や布を掻き分けて出入りすることができますが、ロールスクリーンの場合は隙間が下にできるため潜り抜けるしかできません。
快適に出入りするには自分の身長以上まで巻き上げる必要があり、掃き出し窓に設置するとちょっと面倒だという人が多いです。
ロールスクリーンの巻き上げはチェーン式とプルコード式があります。
チェーン式はロールスクリーンの横にネックレスのようなチェーンが掛かっているもので、チェーンを回して開閉します。
窓枠上部に手が届きにくい場合はチェーン式が向いています。
プルコード式は中央に垂れ下がったコードを引くことで開閉するタイプです。
プルコード式の場合は一度最下部まで下げる必要があるので、出入りのためにちょっと上げたいというときには不便です(一度床まで引き下げるのが面倒)。
偏って巻いてしまうことも多い
ロールスクリーンをピンッと貼るためにロールスクリーンの降りてくる布にはウェイトバー(重り)がついています。
巻き上げのときに左右どちらかに揺れると巻きズレが起き、巻き直しが必要になります。巻きズレはロールスクリーンの構造上、避けては通れない現象のようです。
巻きズレは幅の広いものほど発生しやすくなります。
2m以上の幅になると発生しやすくなる様なので、幅の広い窓に設置したい場合は注意が必要です(見た目よりも利便性を優先することも大切)。
遮光・遮音・断熱・保温はカーテンの方が強い
遮光・遮音・断熱・保温に関してはカーテンの方が圧倒的に良いです。
種類も圧倒的にロールスクリーンの方が多いので色や柄など選択肢が多いです。
まとめてみると機能性ではカーテンに軍配が上がるようです。
但し今は窓の方も改良・開発が進んでいます。
遮音・断熱・保温は窓の方で十分な性能を得ることができるので、目隠しはオシャレを追求するという方法もあります。
どちらも一長一短、カーテンレールに取り付けるタイプのものもあるので試してみてはいかがでしょうか。
[su_label]ー この記事はここで終わりです -[/su_label]
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