私の子ども時代に比べてITは進化し、産業はグローバル化し、さらにAI(人工知能)が登場して目まぐるしい進化を遂げています。
いまは(これからは)知識の豊富さだけでなく、知識を使いこなす力が重視される時代がきました。
『時代に求められる人間(人材)』は大きく変化したため、2020年を目安に子どもの教育は大きく変化していくと言われています。
親の固定概念(=アラフォーの常識)は子どもの成長の邪魔でしかない時代、子育ても時代に合わせて変化していかなければいけないのです。
今回は2020年度の教育改革について、義務教育内容がどのように変わるか、幼児は何を求められているのか(何を学び習得していけばいいのか)を望まれているかをとめてみました。
※あくまでも2018年11月段階の予測です(参考:ベネッセ 進研ゼミ小学生口座のPR広告)
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新学習指導要領の導入スケジュール
幼稚園は2018年度から全面実施です。
小学校は2018~2019年の移行期間を経て2020年から、中学校は2018~2020年の移行期間を経て2021年から全面実施されます。
「卒園までに育ってほしい姿」が明確化
小学校から始まる新教育に対応するため、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」(≒小学校入学までに習得しておいて欲しいこと)が明確化されました。
健康的な心と体
自立心
協同性
道徳性・規範意識の芽生え
社会生活との関わり
思考力の芽生え
自然との関わり・生命尊重
数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚
言葉による伝え合い
豊かな感性と表現
幼稚園・保育園の教育方針(レベル)は園によって大きく違います。
娘の通う園はアラフォーママの私の目には「かなりしっかり教育している」と映りますが、小学校からの新しい教育方針を知ると「この程度はやっていないと入学後が不安」という気持ちになります。
小学生から主体的かつ対話的に学ぶ
小学校および中学校の学習に対する姿勢は次のように求められています。
学ぶことに興味や関心を持ち、自己のキャリア形成の方向性と関連付ける
→学習内容を人生や社会に活かそうとする主体性
子ども同士で協力して、先生や地域の人と話し合いをして、広い視野で対話的に自分の考えを拡げ深めていく
→多様な考え方を共有して視野を広げる
知識を掘り下げていき、相互性・関連性を意識しながらより深く理解していく
→知識をもとに思いや考えを創造していく
これからは問題に対してグループ活動や話し合いを通して解決を求めていく授業へと変化していきます。
知識を得るだけならば1人でもできますが、集団で多様な意見・考え方を共有して、解決に向けて知恵を使うことが大切となります。
子どもは授業に対しての主体性が求められます。積極的にグループ活動に参加し、話し合いに参加して意見を述べていく主体性が大切となります。
外国語活動が始まる
新しい学習指導要領(文科省発行)をもとにして、英語を使ったコミュニケーションを重視した「外国語活動」が始まります。
外国語教育の抜本的強化です。
現在の外国語教育の時間は、小学校では週1コマ、中学校では週4コマが一般的です。単語の習得は中学校卒業時点で1,200語程度、高校卒業時点で3,000語程度となっています。
新しい学習容量では、小学校中学年は週1コマ、小学校高学年は週2コマ、中学校は現状通り週4コマを目安としています。
単語の習得は小学校卒業時点で600~700語、中学校卒業で2,200~2,500程度、高校卒業時点で4,000~5,000語程度を想定しています。
プログラミングの授業が始まる
これから学校は、小学校からICT環境が整備されていきます(単年度約1,800億円の財源を国が保証)。
小学校では文字入力など基本的な操作を学び、プログラミング的思考を育成していきます(論理的思考力を身につける)。中学校では実際のプログラミングに加え、情報セキュリティに関する内容を充実していきます。
…すごいよ、子ども!
プログラミングを始めてやったのは大学生のとき、そんなアラフォーママには現在の学習方法には脱帽です。
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