7月14日から15日、関東は突然の豪雨にみまわれ、その影響でダムの貯水量がわずかに増加したそうです。
しかし今回の増水でもダムの渇水状態は解消できず、関東の水不足はまだまだ継続中です。
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首都圏は水不足に陥りやすい
関東北部、群馬県はダムが多く、利根川水系の8つのダムは「関東の水瓶」と言われ、首都圏の水は利根川水系と、もうひとつ荒川水系に頼っています。
利根川水系は給水地域が広いため、渇水被害は広範囲にわたります。
そのため渇水調整をします。
・取水制限 川からとる水の量を制限する(各家庭・事業所の水道への影響はない)
・給水制限 水道水の給水量を制限する(減圧と時間給水の2パターンある)
実際、渇水による取水制限は1996年までの25年で、利根川水系は10回、荒川水系は13回実施しているそうです。
未だ取水制限の段階ですが、この先水不足が解消されなければ、もしくは悪化した場合は、給水制限に発展する恐れがあります。
減圧給水が実施されると水圧が低くなるため、「高台は水の出が悪くなる」「水が濁る」という影響があるようです。
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関東最大の多目的ダム「八木沢ダム」
川の水を貯めて、川に流れる水の量を調整する施設「ダム」には、ダムには利水ダムと治水ダムがありますが、関東最大の八木沢ダムは次のようにいろいろな役割を果たす多目的ダムです。
・洪水の調整
・各種用水の確保
・水力発電
多目的ダムでは洪水調整と利水のため、雨が多い夏はダムの水位を下げておきますが、予測より雨が降らなければ渇水状態になってしまいます。
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いざというときの渇水対策(節水)
ヒトは水がなくては生きてられず、一般的に「ヒト1人に対して約3リットルの水が毎日必要」と言われています。
しかし、これはあくまでも飲んだり料理をしたりして経口摂取する分で、私たちは生活のあちこちで、例えば洗濯やトイレなどで水をたくさん使っているので3リットル/人よりもっと多くの水が必要です。
節水する必要ができたら、
・紙の食器を活用する
・食器にサランラップを敷いて洗い物を減らす
・ウェットティッシュを活用する
・トイレ用の水としてバスタブ1杯分の水を貯めておく(確保する)
※(緊急時)お風呂に貯めておいた水でトイレを流す場合、バケツに水を汲んで便器に流し込むと汚物が流せますが、このとき「ボコッ」と音がするまで水を流すことが大切です。
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