[su_label]記事更新 2021年12月13日[/su_label]
子どもが生まれたことをきっかけに梅酒作りを再開しました。
義母と義祖母が旦那の生まれ年に作ったのが良い想い出になっていたので、旦那も子どもたちに同じようにしようと決めたからです。
旦那の生まれ年の梅酒は30年超え。
冷暗所保管のアルコールには賞味期限はほぼないのか、いまでの美味しく飲むことができます。
しかし梅酒はアルコール飲料。
子どもが飲めるようになるのは20歳から。
子どもでもすぐに梅を楽しめるように、今年は梅ジュース用のシロップを作ることにしました。
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梅シロップには冷凍青梅がおすすめ
青梅が熟して黄色い完熟梅で作るとカビやすいので、初心者が梅シロップ作るときは青梅が良いです。
梅シロップで気をつけることは梅が傷むことやカビることで、それを防ぐには早く梅エキスを抽出させて、砂糖混じりの梅エキスを梅の実に浸さなければいけません。
この梅エキスが最も抽出されやすいのが冷凍青梅です。
冷凍青梅から梅エキスが直ぐ出る理由
青梅よりも冷凍青梅の方が梅エキスの抽出が早い理由は、梅の実の細胞壁が冷凍されたことで壊れてしまうからです。
細胞壁が壊れた梅の実には外部から砂糖の成分が入り込みやすく、その結果、浸透圧の影響もあって梅エキスが出やすくなります。
青梅で作った梅シロップの特徴
梅の実は熟成が進むと青色(青梅)から黄色(完熟梅)に変わり、使う梅の熟成度によって梅シロップの味・風味も大きく変化します。
青梅を使うとスッキリとした風味の梅シロップになり、完熟梅を使うと甘いフルーティーな香りがする梅シロップになります。
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梅シロップ作り失敗で多いのは「カビ」
基本的に誰でも簡単に作れるのが梅シロップで、唯一といえる失敗の原因は「カビ」です。
梅の実がカビる前に梅エキスを抽出することが大事なので、カビを防ぐ5つのポイントを紹介します。
道具は全て煮沸消毒
道具についた細菌が使用する道具類は全て煮沸消毒し、水が原因でもカビが発生しやすくなるのでしっかり乾燥させます。
梅は酸が強いのでガラス製の容器に保管します。
金属製のものをで保管すると容器が錆びてしまいます。
青梅の水気はしっかりとる
青梅は洗った後に2~4時間水に浸けてアク抜きをします。
アク抜きが終わったら爪楊枝などを使って梅のヘタを取り、実についた水をしっかり拭き取ります。
冷凍青梅はこの、水をアクを抜き、ヘタをとって、しっかり拭いた後の青梅を1日以上冷凍庫に入れておくと完成します。
砂糖は多め
砂糖を多くすると浸透圧が高い状態を維持できるので早く梅エキスが出て、梅の実に梅エキスがまぶされてカビが発生しにくくなります。
容器は冷蔵庫で保管
カビは20~30℃の温度を好むため、容器は冷蔵庫で保管した方がカビが発生しにくいです。
毎日、1~3回容器を振る
梅エキスは梅の実とシロップの砂糖等の濃度差を利用して抽出されるので、早く抽出するには梅の実全体に砂糖が触れていることが大切です。
そのため毎日、1~3回容器を振って梅の実全体に砂糖や出てきた梅エキスをまぶすようにします。
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氷砂糖よりも粉砂糖を使うとなお良い
初心者の梅シロップ作りでは、粉砂糖を使うと失敗しにくくなります。
梅酒作りで使う氷砂糖でもできますが、粉砂糖の方が梅の実の砂糖との接地面が広くなるため梅エキスが抽出されやすくなります。
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砂糖の代わりに蜂蜜を使うときの注意
梅シロップ作りで砂糖の代わりに蜂蜜を使うときは、アレルギーとボツリヌス菌に注意します。
蜂蜜は様々な花粉が混じるのでアレルギーへの注意が必要です。
また蜂蜜にはボツリヌス菌が入っていることが多く、体が未熟な1歳未満の子どもがボツリヌス菌に感染すると命に係わります(ボツリヌス菌は加熱しても死滅しない)。
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梅の実にカビが生えたら廃棄
梅の実がカビたり、腐ったりしたら廃棄します。
見た目に異常が無くても、梅エキス(梅シロップ)から腐敗臭がしたり、味見をしたときに苦味がある場合は廃棄します。
梅の実が傷んだ梅シロップを飲んでしまっても大体は問題ありませんが、体質にもようので異常を感じたら医療機関を受診するとよいです。
但し、「発酵」によって見た目が変わることもあります。
梅シロップが発酵すると梅酒のような味わいになりますが、飲んでも体に害はありません。
梅シロップが発酵すると膨張、発泡、濁り、フルーティーな甘酒のようなにおいなどの変化が現れます。
[su_label]ー この記事はここで終わりです -[/su_label]
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