サイトアイコン 「  」

四万の疲れを癒せる『四万温泉』

温泉大国の群馬県にある四万温泉は、「四万の傷病を治す霊泉」と言われています。

もちろん四万の傷を作るほどハードな人生ではないし、四万の病を患うような虚弱な身体ではありません。

それでも多少は癒されたいものもあり、家族旅行で四万温泉に行ってきました。

[su_label type=”info”]スポンサードリンク[/su_label]

四万温泉とは?

四万(しま)温泉は群馬県吾妻郡中之条町にある温泉地です。

群馬県民の大半が知っている『上毛かるた』にも謳われている温泉地です(世のちり洗う四万温泉)。

四万温泉は1954年に国民保有温泉地の第一号として指定されました。

国民保有温泉地第一号に指定された温泉

国民保有温泉地第一号に指定された温泉地は3つあり、四万温泉、青森県の酸ヶ湯温泉、栃木県の日光湯元温泉があります。

四万温泉には5つの温泉街がある

四万温泉は四万川の流れに沿って5つの温泉街があります。

上流から、日和見、ゆずり葉、新湯、山口、温泉口、となります。

四万の温泉地としての始まりは初代征夷大将軍・坂上田村麻呂だったり、坂田金時(金太郎)と一緒に源頼光の家来だった碓井貞光だったりと、正しい説を確かめようもないほど古くからある温泉地のようです。

四万温泉の源泉は42本

四万温泉の源泉は現在42本あり、宿の数は36軒なので四万温泉の源泉保有率は全国でもトップレベルです。

永禄6年(1563年)に岩櫃城が真田勢に攻め込まれたとき、城主を守りながらが敗走した田村甚五郎清政という侍が最初の湯宿を開き、以降田村家は代々四万温泉で湯守(ゆもり:源泉の管理人)を務めてきました。

四万温泉の泉質は効能多彩

四万温泉は草津温泉、伊香保温泉と共に「上州三名湯」の1つに数えられてきました。

四万の傷を癒すその効能から室町時代に開湯して以来500年以上湯治場として栄えています。

四万温泉には日帰り温泉施設も多く、近隣ならばドライブかねて宿泊しなくても温泉を満喫できます。

無料の共同浴場もあるので、格安でいくつもの温泉を巡れることも嬉しいポイントです。

温泉水を飲むことを「飲泉」と言いますが、四万温泉地内にはいくつもの飲泉所もあります。

四万温泉の泉質は「ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉」です。

飲むとほんのり塩味ですが、臭いは特に気になりません。

四万温泉の温泉水を飲むと肥満症など腸の病気に効くそうです(浸かるとリューマチ、神経痛、皮膚病に効く)。

[su_label type=”info”]スポンサードリンク[/su_label]

サルフェートを多く含んだ温泉水の効果

温泉成分の1つである硫酸塩(サルフェート)はダイエット効果があると言われています。

サルフェートは身体の老廃物や有害化合物を体外に排出します。

 ・デトックス効果

 ・新陳代謝をアップ

 ・利尿作用

 ・便秘解消効果

 ・細胞を活性化させる

ジブリの舞台になった歴史ある温泉宿

トンネルを進んだ先に広がる異世界で神様のための湯屋で働くことになった少女・千尋の物語『千と千尋の神隠し』のモデルになった旅館の1つが四万温泉にあります。

新湯地区にある旅館・積善館は群馬県の文化財に指定されている旅館です。

”新”湯と言われる地区ですが、積善館が開業したのは江戸時代(元禄4年)です。

江戸時代でも”新”湯と言われるのは、四万温泉の発祥の地である日向見地区は鎌倉時代にできたそうです。

鎌倉時代から見れば江戸時代は”新”ですよね。

アニメを作った宮崎監督は「温泉に特定のモデルは無い」と言っており、様々な温泉地の良いところをミックスしているようです。

湯屋のモデルになったとされる温泉や建物
  ・積善館
  ・江戸東京たてもの園
  ・道後温泉本館
  ・日光東照宮
  ・目黒雅叙園

[su_label]ー この記事はここで終わりです -[/su_label]

前の記事:
次の記事:

[su_label type=”info”]スポンサードリンク[/su_label]

[su_label type=”info”]ブログをメールで購読[/su_label]

メールアドレスを入力して「購読」すると、更新をメールで受信できます。

88人の購読者に加わりましょう
モバイルバージョンを終了