コデマリの植え付けや植替えは涼しい時期が適しています。玄関脇の建物に沿って植えていたコデマリを南の庭に移しました。
価格:2,600円 |
コデマリの植えるのは晩秋と早春がよい
コデマリの植え付け(植え替え)は「2月中旬から3月下旬」と「10月上旬から11月下旬」が良いです。コデマリの苗が市場に出回るのは2月中旬からです。
大きく成長するコデマリは地植え向き
1メートル以上に成長するコデマリは鉢植えには向いていません。耐寒性があるので埼玉県ならば基本的に地植えで問題ありません。
コデマリはじめじめと湿気気味の土を好むため、腐葉土のように有機成分が豊富な土が好きですが、基本的にどんな土質でも生長します。日当たりと風通しがよいところで、極端に乾燥しない場所ならばどこでも地植えできます。
肥料は腐葉土と化成肥料が良い
コデマリを植え付け・植替えする前に、定植する予定の土に腐葉土を適量混ぜておくと良いです。完熟たい肥を加えるとなお良いですが、私はあのニオイが嫌いなので完熟たい肥は使用しませんでした。
コデマリの花期は4月から5月です。肥料は5月中旬から6月に発酵油粕かすや遅効性の化成肥料を「お礼肥」としてまきます。
また、1月上旬から2月下旬の間に「寒肥」として同じように発酵油かすや遅効性の化成肥料をまきます。「遅効性の化成肥料」は色々な植物に与えられるので常備しておくと便利です。
花が咲いた後に剪定をする
花が咲き終わった直後に剪定し、風通しをよくします。地面に近い枝、細い枝、枯れた枝は根本からバッサリ切っても大丈夫です。
風通しが悪いコデマリは「うどんこ病」にかかりやすいです。葉に粉がまかれたように白くなるのが特徴です。斑との見分けが難しそうですが、うどんこ病はカビのように白くモヤッとした点が散ります。また、風通しの悪いコデマリは「アブラムシ」と「カイガラムシ」の被害にあいやすいです。
秋になると、次の春に咲く花芽の分化が始まるので剪定はひかえます。
数年に1回は刈込剪定をします。びっくりするぐらい短く刈り込んでも、夏には枝が伸びて次の春にはまた花を咲かせます。