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『3歳児検診』は絶対に行かなければいけない?

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Photo by Natalie on Pexels.com

自治体から3歳児検診の実施時期変更の案内がきました。

いままで3歳になって直ぐに実施していた検診を、今後は3歳半頃に実施するそうです。

3歳児検診は集団検診で、コロナ第3波ピークと予想されている時期になると思っていたので、個人的には今回の実施時期変更は良かったです。

  【後日談】

  実施時期が変更になって実際に参加する時期は、第3波よりもひどい第5波でした。

  『3歳児検診』はいつまでに受ければいい?指定された日に受けないことで生じる不利益はあるの? | 『 』

3歳児検診を受けさせることは保護者の義務ではありませんが、自治体の義務となっているので「全員受診」が自治体の目標のようです

そのため、自治体は積極的に受診を呼び掛けています(保護者の受診忘れを防げるように案内を郵送するなど)。

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3歳児検診に絶対行かなければいけない理由

「保育園/幼稚園に行っている」「定期的に病院に行っている」など、1歳半検診とは違って子どもの健康状況は把握できそうですが、3歳児検診も全員参加が原則です。

その理由は2つあります。

虐待を受けていないか確認するため

3歳児検診に行かない(行けない)場合は虐待の可能性があると見なされ、市区町村の担当者が検診を受けるように薦めるため自宅訪問します。

問診でその地域の育児状況を把握するため

3歳児検診で受ける問診の項目には次の状況を把握するための目的があるようです。

乳幼児健診での必須問診項目

  ・育児期間中の両親の禁煙率

  ・この地域で子どもを育てたいと思う親の割合

  ・積極的に育児に参加している父親の割合

  ・子どもの社会性の発達過程を知っている親の割合

  ・子どもを虐待していると思われる親の割合

各地方自治体で中間・最終評価のために調査

  ・子どものかかりつけ医(医師・歯科医師など)を持つ親の割合

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3歳過ぎたら定期的に歯科検診を受ける

3歳を過ぎると食習慣が多様化し始めるため虫歯になりやすくなります。

歯の健康は体の健康にもつながります。

そのため市区町村で幼児歯科検診を実施し、かかりつけの歯科医をもって定期的に受診することを推奨しています。

幼児歯科検診では同時にフッ素塗布も実施されることが多いです。

フッ素を歯に塗布することは虫歯の予防に有効

フッ素(正確には「フッ化ナトリウム」)は歯の再石灰化を助け、虫歯ができにくい環境をにする成分です。

食事をするときに酸が発生して溶け出した歯のカルシム成分やリンなどのミネラル分は、唾液の中のフッ素イオンが溶け出したカルシムを歯のエナメル質に再吸収させて元の状態に戻します。

『歯の再石灰化』です。

歯が再石灰化するとき、フッ素が歯の表面のエナメルと反応してできるフルオロアパタイトは硬い構造の物質です。硬いため酸の影響でミネラルが溶け出しにくくいため、フルオロアパタイトで覆われた歯は虫歯になりにくいです。

フッ素は虫歯菌の活動を抑制する働きも持っています。

フッ素は虫歯菌の出す酸の量を抑えることができるからです。酸の量が減れば歯が溶かされることも減り、虫歯を予防することができます。

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