コロナ禍により日本の伝統工芸が存続の危機の直面しています。
日本全国で伝統産業に携わる367事業者のうち
2020年4月の売上げが前年同月比50%以上減少した … 56%
需要が回復しない場合は年内の廃業を検討せざるをえない … 40%
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高齢化が進む伝統工芸業界は全体的にITの導入が遅れており、実店舗での販売に依存していてネット販売している事業者は全体の2割程度です。
結果として顧客は中高年層が多く、若い世代の開拓ができていません。
オンライン化による販路の拡大は伝統工芸業界の計画にあったものの、伝統工芸品の単価の高さや職人気質がそれを邪魔していたようですが、アンケート調査結果からみるに今回のコロナ禍は危機感を大いに刺激しています。
しかし危機感を煽られたといっても、ECサイトを構築し運営していくことは直ぐには難しい、でも倒産は目の前。
そんな伝統工芸業界の事業者を助ける取り組みとして東洋経済オンラインの記事で紹介されていたのが
伝統工芸品の企画販売を手掛ける会社“和える”が運営する『aeru gallery(あえるギャラリー)』
ハンドメイド・手作り・クラフト作品の販売、通販サイト「Creema(クリーマ)」の『京都 手しごと紀行』
個人的にはどちらも【閲覧危険】なサイト…どれも欲しくなります。
両サイトで共通しているのが商品の説明文(紹介文)は各サイトの運営会社のスタッフが担当していること。
商品の説明文が簡潔かつ見やすくなっているので購入しやすい印象があります。
『aeru gallery』ではオンラインでの工房見学が企画されています(すでに4回開催)。
工房を見学することで工芸品の製作過程を見ることができ、作り手と若い買い手の距離を縮めることができます。
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