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白いものに色移りしてしまったら塩素系漂白剤で落とせる

- 濡れたリボンから色が移ってしまった -

こんな経験ありませんか?我が家は物がちょっと置けるように窓枠を広くしてあり、そこに置いていた色紙とリボンで作られたペンダントのリボンが結露で濡れて窓枠に色移りしてしまいました。

白い窓枠に紫色の染料が3本!こんなときの対処法についてまとめてみました。

塩素系漂白剤で移った染料を消す

ハロウィンイベントでもらったペンダント(今回の原因はこの紫色のリボン)

リボンと色紙で作られたペンダントは子どものいる家庭にあってもおかしくないものです。ポリエステル素材のカラーリボンは水に濡れると他に色が移ってしまう事があります。

窓の結露でリボンから窓枠に色移り

リボンに使われる染料は水、油、洗剤(中性~アルカリ性)では落ちません。色が染み込んでしまっているので染料成分を分解するのは難しいからです。

『キッチン泡ハイター』は塩素系漂白剤(使用時は換気すること)

こういうときは塩素系漂白剤で脱色(漂白)してしまいます。染料部分に塩素系漂白剤をつけて20分~2時間置きます(漂白する素材や色によっては変色する可能性があるので要注意)。

もとどおり

布の色は全部移ってしてしまうのか

染められた布の全てが色移りしてしまうわけではありません。ソーピングが足りないもの、フィックス処理(色止め)が甘い布が色移りしてしまう布です。

ソーピングとは 未染着の染料を落とす工程です。

染色では染料を繊維に結合させることで色をつけることができます(プリントでも同様)。染色で使用する染料の全てが繊維と結合するわけではなく、結合しなかった染料はいわば繊維の上に乗っているだけの状態(未染着の状態)です。

洗いが足りないと未染着の染料が残ってしまい、色移り、他に色落ちの原因となってしまいます。

洗濯する衣類用の染色はきちんとした工程を経て色落ちしないように管理されていますが、洗濯をしない工作用リボンは甘い染色でとても色落ちしやすいです。

子どもの工作物は1つずつ個装して保管

幼稚園から持って帰ってくる絵や工作は全部とっておいてあげたいですが、場所を考えるとなかなか全ての保管は難しいです。まずは作品を持って帰ってきたらすぐに写真を撮っておきましょう。子どもの工作物の写真はプリントアウトし、専用のアルバムに収めておくと良いです。

子どもは一生懸命作ったものを飾るのが大好きです。

自分の部屋はもちろん、リビングにも飾る場所を用意し、定期的に入れ替える形で飾っておくと良いです。 色落ちや色移りを防ぐため、飾る場所は湿気の少ない場所を選びましょう。

一定期間飾っておくと次の工作物が来るので、子どもの興味はそっちに移ります。そうなった工作物は専用ボックスを用意してそこに保管すると良いです。工作物を保護するために、1つずつ袋や布に包んで保管するようにします。あふれてくるようならば厳選、つまり”仕分け”しましょう。

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