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男性が好きなチョコレートは「明治のミルク」?

冬の白州ウイスキー工場。春は緑が多く、秋は紅葉がキレイです。

先日山梨県の石和温泉に一泊旅行に行ってきた我が家。山梨県に行くと我が家は必ず台ヶ原宿と白州に寄ってきます。台ヶ原宿には信玄餅を作るメーカーの1つ金精軒本店と七賢の酒蔵、白州にはサントリーのウイスキー工場があります。

金精軒本店のおすすめは生信玄餅です(夏は季節限定の水信玄餅で長蛇の列ができるので要注意)。生信玄餅は本店限定商品でしたが、最近は高速道路のSA等でも販売しています(上信越道東御SAで土日限定販売)。

七賢の酒蔵は金精軒本店の目と鼻の先。ここでは七人の賢者の名前をそれぞれ冠した限定酒と自家製のわさび漬けがおすすめです。2020年3月14日~22日は年に一度の酒蔵開放があります。

参考:酒蔵開放2020について|『七賢』山梨銘醸公式サイト

白州のウイスキー工場内にあるファクトリーショップ『IN THE BARREL』

白州のウイスキー工場のおすすめは生産量限定の白州蒸留所限定ウイスキーです。ファクトリーショップで購入できますが、中国のウイスキー人気の影響で土日は早く売り切れてしまいます。

さらにバレンタインが近いいま、ファクトリーショップで購入できる『ローヤル』を使ったウイスキーボンボンもおすすめです。『ローヤル』はサントリーの創業者・初代マスターブレンダー鳥井信治郎の名作。甘く華やかな香り、柔らかく滑らかな口あたりですっきりと心地よい、 日本の高級ウイスキーの代名詞です。

酉年生まれの旦那にはローヤルは更にピッタリ。ローヤルの特徴的な酒瓶は『酉』の字を象っているからです。酒瓶が酉の字の形をしているのは、『酉』の字は『酒』の古字とされているからです。

チョコレート×ウイスキーは王道の組み合わせ。ブランデーやコニャックも王道の組み合わせですが、個人的にはウイスキーが一番です。チョコレートは風味がきついため、お酒も風味の強いものが合います。最近では辛口のシェリー酒(フィノ)とチョコレートのマリアージュが人気です。

男性が好きなチョコブランドのトップは『明治』

男性が好きなチョコレートのブランドは明治(meiji)!「アーモンドチョコ」と「ミルクチョコレート」が人気の上位です。

これから始まるバレンタイン商戦の出鼻をくじく結果です。

チョコレート売り場が一年で一番盛り上がるシーズン。女性は「せっかくだから普段と違う(ちょっと高級ブランドの)チョコを食べよう」と思う傾向が強いですが、男性は食に関しては保守的!「やっぱり明治のチョコが美味しい」となります。

ではバレンタインに明治のチョコレート【だけ】を贈る?

いやいや、ここは少し格好つけたいところ!そこでおすすめはチョコレートと相性の良いコーヒーやお酒を添えたバレンタインギフトです。

男性は嗜好品には特別感のあるものを求めている

男性は意外と趣味にお金を掛けます。特に、趣味に欠かせない専用の道具や嗜好品には意外なほど拘りを見せます。〇〇用のグラスとか、〇〇用の服とか、男性は色々なものを『専用』にする傾向があります。

『コーヒー』と『ウイスキー』はこだわる人が多いジャンルです。そのためバレンタインギフトでは【特別感があるもの】を付けてこだわりを刺激すると楽しまれます。

「チョコレートに合わせる」という条件を付けると自然と特別感のあるものが選べます。なぜならチョコレートは風味が強いので、コーヒーやウイスキーはクセのあるものが合うからです。

クセのあるコーヒーやウイスキーは毎日飲むものではありません。普段はクセのないセブンカフェのコーヒーや角ハイボールを飲んでいて、週末のカフェとか居酒屋では違ったものを選択するケースが多いです。

だからクセがあるだけでも十分特別感が演出できます。男性に人気の明治のミルクチョコレートやアーモンドチョコレートは風味は強くてもクセがないのでクセの強いものでも合わせられます。

チョコに合うコーヒーはしっかり焙煎のビターなタイプ

  • 基本的にチョコレートは甘いのでビター系がバランス良し
  • コーヒーの香りが華やかだとチョコレートの風味とケンカしてしまう

この結果、コーヒーの香りは控えめで苦味が強めな【しっかり焙煎のビター系】コーヒーがチョコレートには合います。

焙煎具合は次のように8段階あります。チョコに合わせるならば5番以上のシティローストがおすすめです。明治のミルクチョコレートは結構甘いので、【焙煎レベルはフレンチローストかイタリアンロースト】が合います。

  1. ライトロースト(Light roast)
  2. シナモンロースト(Cinnamon roast)
  3. ミディアムロースト(Medium roast)
  4. ハイロースト(High roast)
  5. シティロースト(City roast)
  6. フルシティロースト(Fullcity roast)
  7. フレンチロースト(French roast)
  8. イタリアンロースト(Italian roast)

コーヒーを飲む人は男女問わず「酸味が苦手」という人が多いです。そのため【コーヒー豆は酸味の少ないもの】が良いです。マンデリン、コロンビアがおすすめです。また、いくつかの豆を混ぜて作られたブレンドは多くの人の好みに合わせるため酸味弱めが多いです。

焙煎してから時間が経つと空気に触れてコーヒー豆が酸化してしまいます。今回紹介しているしっかり焙煎ビター系は毎日飲むタイプではないので、コーヒー豆の酸化を防ぐために【1回分ずつ個装されて販売されているコーヒー】がおすすめです。

チョコに合うウイスキーはスコッチかグレーンウイスキー

ミルクチョコレートと合うウイスキーといえば『山崎』ですがお高い!もう少し安いところ…そこであまり高くなく、それでいて個性が強い【スコッチウイスキーかグレーンウイスキー】を推します。

スコッチウイスキーは英国スコットランドで製造されるウイスキーで、独特なスモーキーな香りとピート臭が特徴です(土と草が焼けるような臭い)。スコッチは”好きな人は好き”という感じなので、失敗しにくい無難な選択はグレーンウイスキーです。

グレーンウイスキーは本来はブレンデッドウイスキーを作るためのウイスキーですが、スピリッツのように何にでも合う、主張しないサイレント性が人気で商品化されています。『知多』や『ワイルドターキー』が代表的です。

ちなみにスコッチは産地、グレーンは原料を指す単語なので、スコッチウイスキーの中にグレーンタイプのものもあります。しかし日本国内での取扱数は少なく、あっても高価なのでバレンタインギフト向きではありません。

バレンタインギフトは持ち運ぶことも考えるべきです。ウイスキーのネックはここ、ウイスキーの瓶は大きくて重いです。荷物はコンパクトにしたい男性が多いので邪魔になりかねません。

そんなときにオススメなのはウイスキーのミニボトル(ミニチュアボトル)。ミニチュアボトルならば『山崎』だって1500円。今回オススメしたグレーンウイスキーの『知多』や『ワイルドターキー』にもミニチュアボトルがあります。

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