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新米弁護士が主人公。NHKがドラマ化した漫画『そこをなんとか』が完結(全15巻)

ドラマ化された司法漫画『そこをなんとか』が完結しました(全15巻)。エンディングは8割想定内。続編も可能な終わりでした。

気づけば第1巻発売からあれから10年以上、時折思い出しては新刊を読んでいつの間にか最終巻。話の続きがものすごく気になる作品ではありませんが、読めばやっぱり面白いという慢性的に読み続けられる作品です。

読んだキッカケは好きな漫画家さん(麻生みこと先生)の作品だったというところ。高校時代、クラスの女子の中で同先生の『天然素材でいこう』が流行ったんです。おかげでクラス全員就いた職業はまちまち、全国各地に散って自分を曲げることなく幸せな将来を歩んでいます。

アラサー以上に人には、同先生の作品では京都の職人長屋を舞台にした『路地花恋』(全4巻)がおすすめです。芸術面に富んでいたら”こんな人生もありかな”的な読み方ができました。

路地花恋が完結後、 路地恋花で登場した靴職人の女性が主人公の続編『小路花唄』(全4巻)が発売されました。こちらも2019年12月に完結しています。アラサー以上向けの恋愛作品はヒューマンドラマ込み。青春を過ぎると恋愛、恋愛した作品が楽しめなくなるというのが友人談です。

『そこをなんとか』はNHKでテレビドラマ化された作品です(第1期が2012年、第2期が2014年。主演:本仮屋ユイカさん)。

『そこをなんとか』は日本人が得意ではない”権利主張”がいかに大事かを上手に表現されています。主人公を見ていると「弁護士も普通の人間なんだな」と敷居を高く見がちな弁護士や裁判への苦手意識を払拭させてもくれます。

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個人的にはこのあたりがNHKの琴線に触れたのだと思っています。

子どものときはアニメや漫画はあまり評価が高くなかった記憶がありますが、いまや日本が世界に誇れる文化まで昇華。日本で一番頭が固いNHKでさえ最近はNHKでさえ漫画原作の作品を作る始末。

NHKは漫画について「笑いだけでなくシリアスなテーマも扱い、豊かな感情表現で読者に感動を与え、社会問題への知識も提供」と評価し、原作付きドラマの放送については「漫画を原作にしたテレビ・ドラマが成功するのもごく自然なことかもしれない」…と。スポンサーの意向が無いのだからNHKはオリジナル作品を作ればいいのに

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これは『進撃の巨人(アニメ)』が第3期からNHK総合で放送になったときに感じたもの。

『進撃の巨人』は面白いけれど…どんどん話が拡大して理解が難しくなりつつある作品です(最終的にしっかり着地できるか不安)。

色々な事象が複雑に絡まっているため、最新刊を1回読んだら既刊を読み直し、改めて最新刊を読んで理解するというステップが面倒で夫婦ともにやや足が遠のき気味です。

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