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生後1ヶ月以内、新生児聴覚スクリーニング検査とは?

先日二子の予防接種に行ったら<新生児聴覚スクリーニング検査>について知りました。新生児聴覚スクリーニング検査は出生後~生後1ヶ月の赤ちゃんを対象に実施される「耳のきこえ」の検査です。

しかしそれは赤ちゃんを産んだ産院にその検査機器があれば、です。ない場合は他院で検査を受けるということになります(義務ではない)。

難聴の割合は1000人に1~2人。うち、約半数は身内に耳が聞こえにくい人がいたり未熟児で産まれたなどリスクが高い赤ちゃんだが、残り半数の原因は不明(=誰にでも起こる)

新生児聴覚スクリーニング検査で赤ちゃんが痛みを感じることはなく、体に負担もありません。検査は数分から10分程度で終わります(自動ABR(自動聴性脳幹反応)なので判定は自動で出る)。

「聞こえ」の障害を早期発見することはその後の適切な指導につながります。最善の対応は言語障害やコミュニケーション障害による大きな支障を防ぐことができます。

基本的に”産院でのスクリーニング検査は生後1ヶ月までとなります(生後14日以内の場合もあるので注意)。産まれた病院に検査機器があれば退院前に検査されるケースが多いです(こんな検査があったことを知らないママも意外と多い)

”生後1ヶ月以内”の理由
新生児聴覚スクリーニング検査は”赤ちゃんが眠っているときに音を聞かせてその反応をみる”検査です。赤ちゃんが眠っていないと正しい検査結果がでません。

検査は新生児室で行われることが多いです。産院としては他の赤ちゃんを感染症のリスク等から守る義務があるので、他院で出産した赤ちゃんの検査を断る権利と生後1ヶ月まで(または14日以内)と限定する権利があります。

新生児聴覚スクリーニング検査は義務ではないので検査費用は自己負担となります。
日本産婦人科医会の調査によると一般的な検査費用は2,500~6,000円です。埼玉県内で新生児聴覚スクリーニング検査を実施している病院については「新生児・乳幼児に関する情報」(埼玉県公式サイト)で確認できます。

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