108cm×50cmサイズの11号帆布が安かったので白とピンクの水玉の2種類のデザインを購入し、32cm×32cmの正方形のトートバッグ(マチは16cm)を作ったので紹介します。
私も驚きの容量です(・∀・)
帆布(はんぷ)はもともと帆船(張った帆に風を受けて進む船)の帆に使われていた布で、とにかく丈夫です。通気性がいいのに濡れにくい(濡れると目が詰まって水を通しにくくなる)ためバッグ作りに適しています。
帆布には号数があります。これは布を織るときに縒った糸の数で、号数で厚みが変わります(号数が低い方が厚い)。バッグを作るならば綿100%で11~8号の帆布が適しています(手縫いなら11号)。
日本の伝統的な帆布として『倉敷帆布』があります。安価な海外製に押されつつもブランド化に成功し、今も昔ながらの織り機で作られた高品質な帆布です。
アイロンを使ってキレイに仕上げる
今回は大きめトートバッグなのでアイロンを小まめに使ってキレイに仕上げます。大物は布地がよれて皺がつくと縫う部分がよくずれるからです。
娘の巾着など小さな物を作るときは面倒なのでアイロンを使いません( ゚ 3゚)
今回のトートバッグはA4がタテでもヨコでも入るように32cm×32cmのスクエア形、子どもがいると常に荷物が多いので16cmと大きめのマチを作りました。
中断してはシワを伸ばして再開、と長い道のりでしたが一切ズレることなく作り上げられました。
マチを縫ってキレイな箱形にする
マチの部分もしっかりと縫うことで布がたまることなく、キレイなボックス型に仕上がります。
今回は外は超シンプルに白一色でポケットも飾りなし、内はピンクの水玉で29cm×20cmの大きなポケット(マチなし)もつけて可愛く仕上げました。
※最初はカギ・手帳・ペンとポケット3つに分けましたが、使いにくかったので1つにしました。
持ち手テープで補強する
娘の上履き入れ(バレーシューズ入れ)を作ったときに余った持ち手テープを使ってバッグの口を補強しました。持ち手テープはDカンを固定するにも使用しています。
バッグの口の端から3mmほど内側に持ち手テープをつけたことで、裏地を縫い付けるときにテープを隠すことができました。
今回のトートバッグの特徴
- A4の紙やパンフが縦でも横でも入る
- カギ、手帳、ペンが入るポケット
- マチはたっぷり
- 持ち手は自由に長さを変えたい
さらに見た目はシンプルだけど内は遊び心があるようなトートバッグにしたいと思っていました。
Dカンを使うことでいつでも自由に持ち手の長さを変えることができます(持ち手は持ち手テープで作成中)。
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