いまの日本には物があふれていて、どこに行っても子どもはおもちゃがもらえるため「おもちゃの価値」が低くなっているためスーパーやコンビニに行くたびにおもちゃを強請られては号泣されて…いい加減キレました。
そこで1日100円あげることを約束(1ヶ月で約3,000円になるため高過ぎるかなとも思いましたが)。1日単位であげることに決めたのは長女にとって1日がとても長いから。これを決めたら「欲しい」攻撃がなくなりました。買い物のストレスが激減です!
それもこれも【時間=お金】にしたおかげ。1,000円を10日分と教えたので、「1,000円のおもちゃを買うためには10日間お菓子とかを我慢しなきゃいけない」と認識した長女はそこで1,000円の重みを実感した様です。
といっても算数(数学)の問題ではないので、商品の値段が100円単位でちょっきりなんてあり得ない。100円未満分をどうするか、1,080円ならば80円をどうするか悩みましたが娘からは11日分(1,100円)もらって差額(20円)を資産運用することにしました。
スポンサードリンクおこづかいは少額投資して増やす作戦
5歳の長女に”おこづかい”がどういうものかは分かりませんが、お金の価値が分かる大人としては子どもにあげたおこづかいはきちんと管理してあげたいです。本音を言えば増やしてあげたい、つまりこの低金利の時代では預金(貯蓄)では意味がないので少額の投資信託にすることに決めました。
- 私も持っている口座
- 未成年でも本人名義で口座を作れる
- 1円からの投資信託が可能
この3つのポイントから資産運用する口座は楽天証券に決めました。楽天証券の口座への入金は子ども本人名義でないといけないので先ずは楽天銀行の口座を作成しています。
楽天銀行間の入金は毎月何回でも無料なので余分に受け取ったおこづかい(100円未満)を毎回小まめに振り込み資産運用して行こうと思います(←ネット口座だからできるやり方)。ただ銀行口座に入れていけば増える時代じゃないのが悲しく、長期間にわたる「チリも積もれば」なやり方なのでかなり面倒くさいですが娘のため頑張ろうと思います。
あ、お年玉とか一度に高額受け取る場合は我が家の資産運用資金にします(将来満額渡す予定 ※運用益は娘ではなく我が家のもの)。
おこづかいは小学校低学年から始める人が多い
おこづかいは、数字の数え方や簡単な計算を学ぶ小学校の低学年から始める家庭が多いようです。未就学児だと早いというのが一般的な意見ですが、専業主婦家庭の我が家の子どもにとって買い物は身近なものなので買い物ごっこやレジ打ちが好きなので「お金のやりとりを覚えるなら興味のある今の時期かな」と思って始めました。
まあ、娘の買い物ごっこの支払いは「カードで」なんですが。「1回で」と指を1本立てる仕草を見ていると、本当に子どもは親の、特にママのやることをよく見ていると思います。
10歳未満のおこづかいは平均月額500円以下
日本銀行の調査によると小学校低学年・中学年のおこづかいは月500円以下、高学年は月1,000円が相場、報酬制の場合は低学年で100円、中学年で300円、高学年で500円が相場という結果がでました。
おこづかいには定額制と報酬制がありますが、5歳児にとって定額制(月1回支給)は分からないだろうし1回で使いきってお終いになると気付いたので、「我慢すること」と「貯めること」を覚えるために1日100円の定額制にしました(平均額500円以下が相場なので月3,000円は超高額ですが)。
頑張ったらご褒美にお金をあげるような報酬制はやめました。
「頑張るのは当たり前」「子どもにとって何ごとも頑張ったには変わりなく、そこに金額で差をつけるのはおかしい」…というのは建前で、「些細なことで毎回お金を請求されたら嫌」「お金を払ってまで手伝ってもらいたくない(自分でやった方が早い)」というのが本音です。
資産運用の感覚は覚えておいた方が良い
私たちが子どもの頃は覚える必要がなく、いまも学校では教えてくれないことの1つが資産運用の感覚です。だからこそ金銭感覚は早く身につけておいた方がいいかなと思っています。
生活に直結するので興味を持ちやすい、教えやすいというのも良い点です。
私たちは突然資産運用しなければ老後が危ないと言われて四苦八苦しながら覚えているところ。それでも「投資は怖ーい」と言ってやらなくても”なんとかなるかもしれない”のが私たち世代。子どもたちはきっと必須、つまり子どもたちは私たち以上の苦労が考えられます。
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遊んで暮らせる資産を残せるわけもないので資産を運用するための知識と感覚を身につけて欲しいと思う。