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テレビ画面の乱れ、信号強度が高い時の対処法

 子どもがテレビを見ていたときに突然画面が乱れ始めたので、アンテナレベル(BS・110度CSアンテナレベル)を確認したら信号強度が推奨値を超えて、信号品質が低下していました

 うちのテレビの場合ですが、信号強度の推奨値が「30~65」のころ「68」の状態。+3であっても映像は全く判別できない状態です。

 表示されていたアドバイスでは

信号強度が高すぎるため、受信障害が発生する場合があります。市販のアッテネーターの取り付けやブースターの調節が必要です。

わたし

アッテネーターとは「減衰器」のことです。

 外に設置されているテレビ用のアンテナの傍にある「混合器」に取り付けて信号強度を弱めます。「信号強度をどのくらい弱めるか」で市販の減衰器にはいくつか種類があります。

減衰器を買う前にアンテナを確認

 パラボラアンテナは風や雪の影響で向きを変えてしまいます。気候にもよりますが、アンテナを固定するボルトは約1年で緩くなり、向きを変えやすくしてしまいます。

 これから家を建てるという人は、アンテナ取付位置は「メンテナンスのやりやすさ(足場の確保など)」を視野に入れておいた方が安心ですね。

 アンテナレベルに異常が出たら、まずパラボラアンテナの向きを調節してみることを検討しましょう。アンテナの取付位置によりますが、アンテナの向き調整は高所作業になるのでプロに任せることも大事です。地元の電器屋さんに依頼すれば安価で調整してくれます。

 自分たちで調整する場合は、2人以上で作業をします。アンテナの向きの調整係とテレビの信号強度と品質の確認係です。

アンテナの混合器にアッテネーターを装着

 信号強度を弱めるアッテネーターはアンテナの混合器に取り付けます。こちらも高所作業で、電気系統を扱う作業になるので無理は禁物です(必要ならプロに任せます)。

 写真では手でも取り付け作業をしていますが、断線・浸水のトラブルを防ぐためには専用の工具の使用が推奨されています

 防水カバーを取り、混合機からアンテナ線を抜きます。

 そして混合機にアッテネーターを取り付け、さきほど抜き取ったアンテナ線をアッテネーターに取り付けると信号強度が下がりました。-15dBのアッテネーターを取り付けて、信号強度は73dB→62dBに減少しました)。

 BSアンテナの多くは110度CS放送の受信もしているので、CS放送の受信状態も忘れずに確認します。CSは有料放送が多いですが、CS161(QVCチャンネル)は無料放送です。

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