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郵便料金最大10円値上げ、郵便離れが加速する予感

2019年10月1日に消費税率が8%→10%に変わるので、郵便料金なども変更になります。Eメール普及等により郵便離れが進む昨今、2017年の郵便物数は約172億通(2001年比34.5%減)。郵便料金値上げによりさらに郵便を出す人が減るのではないでしょうか。

通常はがき 62円→63円

定形郵便物 82円→84円(25g以内) 92円→94円(50g以内)

郵便料金の変更は2017年6月1日以来です(理由は”収支悪化”)。変更後の料金に対応した郵便切手や郵便はがき等は2019年8月20日から販売されています。郵便局は値上げしながら郵便物離れを嘆いていますが…打開策となる新サービスが出てきませんね。

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2019年10月1日からの新しい郵便料金

種類重量新料金旧料金
通常はがき62円63円
定形郵便物25g以内84円82円
50g以内94円92円
定型外郵便物|規格内50g以内120円120円
100g以内140円140円
150g以内210円205円
定型外郵便物|規格外50g以内200円200円
100g以内220円220円
150g以内300円290円
速達250g以内290円280円
一般書留・現金書留※435円430円
簡易書留320円310円
レターパックプラス520円510円
レターパックライト370円360円

※一般書留は損害要償額が10万円までの場合。現金書留は損害要償額が1万円までの場合の料金。

郵便局活性化策の有識者会議が開かれる

2019年8月6日に総務省は有識者を集め、日本郵便の要求を中心に郵便局の活性化策の議論をしました。(参考:2019年8月7日の産経新聞

日本郵便の要求は以下の通りです(参考:2018年12月1日の産経新聞)。

土曜配達の休止は郵便需要の落ち込みや週休2日制の定着などに対応した措置と発表されています。今までの土曜担当は平日勤務や需要が拡大している荷物担当に配置変えして業務の効率化を図り、コストの改善効果は625億円に上ると報告されました。

また従来は翌日配達を可能とするため深夜帯に区分け作業をしていましたが、配達期間を1日繰り下げて4日以内にすることで、業務にゆとりができ深夜勤務の従業員8,700人のうち5,600人を再配置して業務の効率化を図ります。

これら要求を盛り込んだ郵便法の改定案を総務省は2019年秋の国会に提出して2020年秋には施行したいと思っているようですが、かんぽ生命保険の不正販売問題発覚等により郵便局への不信感が高まっているので法改正案の先行きは不透明です。

郵便物は年賀状のみで普段はDMかリーフレットしか届かない

先日友人から引っ越し案内が届きました。友人からの連絡はメールやSNSが中心なので年賀状以外の郵便物なんて珍しかったです(年賀状も値上りしているのでやり取りする数が徐々に減少中)。

普段自宅に届く郵便物はDMやリーフレット、そして役所等の公的機関からの連絡です。我が家から郵便を出す機会も激減しています。

幼稚園関係でのやりとりは手書きが基本

「手書きの文字は温かみがある」という意見がありますが、それを実感するのは幼稚園での連絡です。私→幼稚園、私→他のママ、連絡事項・御礼・コメントは全て手書きです。

私→他のママは主に集金です。「誰から」か分かるように袋に娘の名前を書く程度でしたが、集める側に回って他のママたちのマメさにビックリ。季節に合わせた一筆箋に可愛らしい封筒、「よろしくお願いします」程度の一言でも十分なのに「いつもありがとう」から始まり娘を褒めてくれるコメントが続くという状態。

これを味わってから幼稚園関係のやりとりは手紙を書く意気込みで取り組んでいます。無駄な努力とも言われそうですが…まあ、プライドの問題で。

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