建物の1年点検で壁紙の隙間を報告したら、専門業者さんに補修してもらえました。そして、専門業者さんから補修用のコーキング剤(ジョイントコークM)をもらいました。今回は壁紙の隙間とコーキング剤の簡単な使い方についてまとめました。
築1年で壁紙や塗装がはがれてしまう理由
建物は湿気を溜めたり乾燥したりと環境に馴染みながら、時間をかけて少しずつ歪み形状を変えていきます。しかし、壁紙や塗装は建物の変化に合わせることができず、隙間ができたり剥がれたりしてしまいます。
屋上のFRP塗装(防水塗装)が剥がれてしまったのも同じ理由です。
建物の変化で壁紙が破れたり剥がれたりすることは滅多にありません。我が家も壁紙のつなぎ部分に隙間ができただけでした(下の写真参照)。コーキング剤で埋めて補修することになります。
湿気の溜まりやすい部分は要注意
南向きの日当たりの良い場所、洗面所や台所は湿気が天井部分に溜まりやすい空間の部分は歪やすく、壁紙に隙間ができやすいです。
↓補修後
ジョイントコークMをもらう
簡単な補修ならできるので、と業者さんは使っていたコーキング剤(ジョイントコークM)をプレゼントしてくれました。
『ジョイントコーク』にはMとAがあり、Mは『マット(艶消し)』タイプです。MでAに比べてテカテカしないそうです(業者間では待望の艶消しタイプだった)。AmazonではAのみを取り扱っています。
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色はホワイトとライトアイボリーがあり、オフホワイトの壁紙はライトアイボリーが良さそうです。
ジョイントコークの使い方
コーキング剤を塗って、余った部分を水で濡らした雑巾で拭くだけです。コーキング剤が少し乾きかけたところでくっ付けるのがポイントだと教えてもらえました。
実は、コーナーの壁紙がちょこちょこ剥がれてて(こちらは掃除機などがぶつかって傷つきめくれたもの)、ちょうど直したいと思っていたのでラッキーでした。
建物が落ち着くまで2~3年かかる
建築会社のメンテナンス部門の担当者によると、建物の歪みが落ち着くのは、生活し始めて2~3年は必要だそうです。
それまでは壁紙の隙間はあちこちで発生する可能性あり、折角ジョイントコークをもらったので発見したらちょこちょこ補修していこうと思います。
石膏ボードには吸湿性に優れたものもありますが、一般的な規格ではそれほど吸湿性はありません。壁紙の隙間から湿気がボードにしみ込んでしまう可能性もあるので、隙間を発見したらできるだけ早く補修すると良いです。
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