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放置がちな裏庭、裏に住む人から見れば同じ庭

今日は朝から雨なので、ここ数日コツコツと整備していた裏庭いじりはお休み。引っ越してきて約3年ほったらかしだったこの場所。夏場は雑草が生え、数多の虫のすみかに。風通しも悪くなるので「花壇付き通路にしよう!」と一念発起しました。

幅1.0~1.2メートルの場所。ここは全面に石を敷いてしまっても良かったのですが、「雑草がぐんぐん育つ場所は花が育ちやすいのでは?」と思い”つるバラ”を中心にした花壇を作ることにしました。

バラの半額処分などホームセンターなどでは8月下旬から植物のセールが始まる

つるバラを植えるのはカインズで50%OFFになっていた『群星』というトゲなしの品種が決め手。”トゲなし”なので通路に沿って植えても安心です。バラの苗は花期が終わる8月中旬頃から格安で手に入ります。暑さで弱っている苗が多いですが、夏休みが終わるころに地植えすれば大体の苗がすぐに元気になります。

「ここも意外と人の目があるんだ」と気づいたのは庭を作り始めてすぐのこと。

我が家は建物の西側に道路があるため、建物の東側にあるこの場所は”他人の目にあまり触れない場所”と思っていました…が、30分に1回は他人の顔を見るんです。

当然と言えば当然。

道に面する西側以外は他の建物に囲まれている住宅地。庭から周囲を見れば窓・窓・窓・ベランダに勝手口。現代の住宅(地)には”裏庭”なんて存在しないのです。あまり見られないと雑草を放置していたのが恥ずかしいです。

雑草を抜いて庭全体が見えるようにする

まずは生え放題の雑草を抜きます。以前に雑草を抜いてから2週間しかたっていないのに雑草生え放題です。

雑草は燃えるごみとして処分できますが、抜いてそのままゴミ袋に入れると水分で重いです。【抜いた雑草は1日天日干しをして乾燥させてから捨てる】ようにするかなり軽くなります。カサも減ります。

除草剤を使って雑草をなくすこともできますが、写真(左)の状態で除草剤をふりかけても上の葉が枯れて残るので除去する必要はあります。枯れたまま残しておくとキレイではありません。

結局雑草を取り除く手間は同じなので、私は写真(右)の状態にしてから除草剤をまいて残った根や種を殺すようにしています。但し、今回は右側(建物のない側)を花壇にするので除草剤は未だ撒きません。

ホームセンターなどで材料をチェック

私は庭作りのプロではないので「どんな材料があるのか」「どの材料を使えば予算内で庭ができるか」が分かりません。材料が変われば庭のデザイン・雰囲気も変わってしまいます。ちなみに予算は1万円です(自宅にあった材料については予算外)。

カインズホーム(CAINZ)をチェックした結果、通路と庭を区切るのにはミニブリックを使い、通路は防草シートを敷いて砕石を敷くことにしました。防草シートの幅は0.5mと1m。0.5mのシートを使うため通路幅は60cmに決めました。

【防草シートには耐用年数がある】ので注意が必要です。大手樹脂メーカー・デュポン社製の防草シートは耐用年数がとても長いですが、それでも永遠に効果が持続できるわけではありません。

本来むきだしの地面の上に敷いて雑草が生えてくるのを防ぐのですが、私は今回防草シートを砕石の”下”に敷くつもりです。砕石を敷くので必要ないとも思いましたが、砕石の間から土が出てくるのを防ぎたかったので思い敷くことに決めました。

ブロックを並べて花壇と通路を区切る

CAINZのミニブリックを並べて花壇と通路を区切ります。通路幅は60cm、在庫数に限りがあったのでクリームとブラウンをランダムに並べました(ブラウンとレッドは絶版になるらしい)。

石を除去し鹿沼土を混ぜて花壇を整える

家を作ったときのままの土なので、花壇にするためにはゴロゴロ混ざった石を取り除きます。石をごみとして捨てるのは大変なので、取り除いた石は通路側にまいてしまいます。

(やや)粘土質の土なので鹿沼土を混ぜて排水性を高めました(ブロックの高さと面一になるように、さらに鹿沼土等を入れる予定)。

土が柔らかくなったら野良猫のトイレ化を防ぐために木酢液をまきます。木酢液の木材の燃えた後のニオイが猫は嫌いなので忌避剤になります。さらに木酢液は土の中のバクテリアが活性化させて植物が育ちやすくもしてくれます。木酢液は水で薄めて使い、ホームセンター等では1Lが約500円で売っているので【木酢液はかなりコスパが良い】です。

除草剤をまき雑草の根や種を完全に駆除

雑草は逞しい性質なので根が1cmでも残っていると、あっという間に芽を出してすごいスピードで成長します。

防草シートを敷けば日光が届かずいずれ雑草は枯れますが、雑草をできるだけなくしてからシートを敷いた方がキレイに仕上げられます。そのため、ある程度手で雑草を抜いた後に除草剤をまきました。遮る葉がない状態でまいたので、全体的にムラなくまけました。

但し、【雑草用の除草剤は苔にはきかない】ので注意します。苔の駆除には専用の駆除剤を使います。苔の中でもゼニゴケは生命力が強く、繁殖力も旺盛なことから非常に厄介なコケです。ゼニゴケは表面がぼつぼつして、ムンクの「叫び」に描かれている顔がたくさん並んでいるようでとても気味が悪いです。

防草シートで地面を覆って砂利をまく

最初はカッターで穴をあけて各マスのフタを出す予定でしたが、防草シートの素材をみてカッターでは穴をあけにくそうだと思ったので防草シートを変更。丁度人工芝の継ぎ目用の防草シート(0.25×10m)があったので2本購入しました。

防草シートで全体を覆うと雰囲気が変わります。ところどころ大きく切り抜き過ぎて地面が見える部分もありますが素人なので。

予算の都合から砕石を敷きました(砕石は20kg298円で安い)。1袋20kgなのでとりあえず3袋購入して撒きましたが足りませんでした。

砕石を3袋追加しました。気がかりだった汚水桝の凸が浅くなり次女が歩いても安心です(でももう少し追加する予定)。

群星は日本で生まれたトゲなしバラ

CAINZで半額処分になっていたトゲなしバラ『群星』(正確には”トゲが少ない”)。1986年に日本で、ロサ・ムルティフローラの自然実生で生まれた品種なので丈夫です。「放ったらかしで育つ」「いつの間にか育っていた」と評価されていて、毎日目にするわけではない庭のバラにちょうど良いと思いました。

群星は一季咲き(早咲き)で、白い花のポンポン咲きが特徴です。蕾が桃色なので、花期は桃色と白色の対比が美しいそうです。来年の春が楽しみです。

我が家の建つ土地はずっと空き地で、裏の家がフェンスを作る時もドア一枚分の間をあけて我が家の土地を抜け道と使っていた模様。この隙間は越してきてすぐにラティスで封鎖。台風で倒れたので手前にブロック塀をセメントでがっちり留めて設置。おかげで見栄えはあまりよくありません。群星がグングン成長して目隠ししてくれることを願います。

夏の終わりは植物がたくさん安くなる

埼玉県花植木流通センターの近くにある「花ハウスシマムラ」でコニファーが1株250円で売っていました。裏庭になるので斑入りのコニファーを選んで華やかにしました。

庭が縁どられてメリハリができました。購入したコニファーは丸々と育つタイプで、蒸れが苦手なので間隔をあけて定植しました(水はけがあまりよくないので定植する前に鹿沼土を混ぜ込みました)。

今回かかった費用は7,130円(途中経過)

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