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小さい子どもから大人まで楽しめる!たまごを使わないコーヒーババロアは想い出の味

ガラス容器だけれど幼児が抱え込んで食べられるマーロウのビーカー

コーヒーババロアは私の小さい頃も思い出の味です。1歳の次女がコーヒーの味が好きなので、子どもたちのために作ってみることにしました。

容器は妹がお土産に持って来てくれた『葉山ビーカープリンのマーロウ』(公式サイト)の空き容器を使用しました。

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卵を使わないコーヒーババロアの材料

ババロアの特徴はカスタードクリームを使っていることですが、このコーヒーババロアでは卵を使わないため、卵にアレルギーのある子どもでも食べることができます。

すき間時間で作れるコーヒーババロア

まずはゼラチンを水でふやかして、湯煎して溶かしておきます。

次に、インスタントコーヒー、砂糖、牛乳を混ぜます(溶けない場合は湯煎で少し温める)。インスタントコーヒーと砂糖が溶けたら、湯煎して溶かしておいたゼラチンを入れて手早く混ぜます(A)。

生クリームを冷蔵庫から出して、約3倍の量になるまで泡立てます(B)。生クリームは色々な種類がありますが、今回は低脂肪のホイップクリームを使用しました。氷水で冷やしながら混ぜると早く泡立ちます。約3倍にふくらめば十分なので、ケーキに使うようなホイップ状にまで泡立てません。

(B)に(A)を入れて優しく混ぜます。生クリームの泡を潰さないように混ぜるのがポイントです。(A)を混ぜるときには氷水から出しておいた方が良いです、出さないで混ぜたらゼラチンが軽く固まりました。

適当な容器に入れて冷蔵庫で冷やし固めます(固まったら完成)。

ババロアはフランスのお菓子

アントナン・カレーム(マリー=アントワーヌ・カレーム) は1810年代に活躍したフランス料理のパティシエで、 フランスの外交官にして美食家のタレーランのもとで料理人として働いていた経歴があります。

こんなところでタレーランの名前を聞くとは。

タレーランと言えばコーヒーのイメージが私にはあります。このコーヒーババロアは約30年前に母が作ってくれた思い出のお菓子ですが、珈琲×ババロアの組み合わせは縁があったようです。

「珈琲店タレーランの事件簿」はコージーミステリーの1つ

カフェ(コーヒー)、それは悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、そして恋のように甘い

タレーラン(シャルル・モーリス・ド・タレーラン=ペリゴール)語録|Wikipedia(タレーラン)

コミカライズされている人気小説シリーズ「珈琲店タレーランの事件簿」は京都の喫茶店を舞台にした推理小説で、第10回「このミステリーがすごい!」大賞で最終候補に残るも受賞には至らなかったものの、編集部推薦の“隠し玉”として発売された経歴があります。

「タレーラン」という喫茶店で働く女性バリスタ・切間美星がお客さんの謎を解き明かしていくというストーリーで、タレーランの珈琲の味と、ミステリアスなバリスタにみせられたアオヤマという青年も登場します。

このように喫茶店のような日常的な場所で起こる謎を素人が解き明かす推理小説(作品)を欧米では“コージー・ミステリー”と呼びます。cozyは「居心地がいい」という意味で、本格的なシリアスのミステリーよりも気軽に楽しめると女性を中心に人気があります。

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