寒い朝は窓枠にびっしりと結露が……冬なのだから仕方がないのですが、結露は放っておくとシミになったり、カビやダニの発生源になってしまいます。
結露するのは窓のガラスだけではない
窓は一番結露が分かりやすいだけで、家の中でも湿度の高いところ結露していることが多いです。
布、木、紙など湿気を吸いやすい素材は湿りやすく、カビが発生しやすいです。
結露は建物に使用している木材を腐らせてしまったり、壁紙にカビを発生させてしまうことがあります。建物に使用している木材を腐らせると建物全体に悪影響を与え、建物の寿命を縮めてしまう可能性があります。
結露による健康被害
結露そのものが健康を害することはありませんが、結露によって発生したカビやダニによってぜんそくやアトピーなどの健康被害を引き起こすことはあります。
カビやダニの繁殖は湿度70%から一気に活性化するので、湿気をためこみやすい布製品は特に注意です(空気の湿度が30~40%でもソファやベッドの内部の湿度は高い)。
たまったホコリがカビやダニの発生源になることもあります。
結露対策:換気
結露対策として最も有効な方法は「換気」です。
寒い時期の空気は乾燥しているので、30分ほどの短時間の換気でも十分に効果があります。家の中で湿気の溜まりやすい場所、トイレ・風呂場・洗面所など水を使う場所特に換気が大切です。
カーテンなどは閉めっ放しにすると湿気が溜まりやすく結露も乾かないので、日中は開けておくと良いです。
ベッドなど乾燥させにくいものは布団乾燥機を使うと良いですが、布団乾燥機を使うと室内の湿度が急上昇するので使用後は換気するようにします。
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結露対策:部屋干しにひと工夫
室内干しした後も同様に換気が大切です。
室内干しをするときにカーテンレールを使ってしまうことがありますが、あれはレールにも負担が大きく、結露問題を考えると良くありません。
おすすめは山崎実業の人気シリーズ「tower」の風呂場の入口に設置する室内干しハンガー。24時間換気することができるので結露対策もバッチリ☆脱衣所に洗濯機があることは多いので時短家事にも役立ちます。
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