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変態はしぶとい!不審者はいつの時代もいる

― 不審者に追いかけられて逃げてきた ―

スーパーの駐車場に走り込んできた女子校生に事情を聞いたら、知らない男から「お小遣いいらない?」と声をかけられて逃げてきたそうです。

事情を聴いて警察を呼び、あとは警察に任せて自宅に帰りましたが、女の子だと大きくなっても不審者の不安があるのだ痛感しました。

今は私や旦那など大人と一緒にいる子ども。

でも、子どもたちも大きくなれば、子どもだけで遊ぶという機会も増えます。

子どもたちの安全を考えて屋上庭園も準備してありますが、大きくなれば外で遊ぶことになるでしょう。

全く、子育ては不安が尽きません。

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子どもに対する声かけ事案は増加の傾向

埼玉県警の発表によると、平成28年(2016年)内に県内で発生した18歳未満の子どもに対する声かけ事案は3,045件(前年比+564件)です。

過去の事案数の推移をみると増加傾向にあります。

声かけ事案は犯罪の前兆行為

「子どもに対する声かけ事案」とは犯罪には至らないものの、

 「声をかける」

 「手をひく」

 「後をつける」

このような行為は犯罪の前兆行為です。

子どもに対する声かけ事案の特徴

  ・被害者の約8割が小中学生(小学生が約5割)

  ・被害者の約6割が女子(高校生の被害者は9割以上が女子)

  ・事案の約5割が15時~19時に発生

  ・事案の約8割が路上で発生

  ・被害の約7割が単独行動時

不審者の5割以上が20~50代です。

15時~19時といえば、一般的な社会人が働いている時間だというのに…寒風吹く中も不審行動する現役世代の不審者にため息がもれます。

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不審者の誘う手口は昔から変わらない

不審者の手口としては、全体の約4割が「お菓子あげる」等の金品で誘う手口、または「家まで車で送ってあげる」等の甘言で誘う手口です。

この手口の被害者の約5割が小学生。

声をかけることがなくても、ストーカーのように登下校時に待ち伏せしたり追いかけたりする手口が約3割を占めます。

― 知らないおじさんについていかない ―

小学生のころ、母から耳にタコができるほど言い聞かされたセリフです。

当時地元では「お母さんが病院に運ばれたから、おじさんが病院に連れて行ってあげる」という誘い文句が多かったと記憶しています。

変質者の手口は今も変わらないということです。

子ども自身が危険を意識する

私も同じことを子どもたちに言うのだと思っていますが、昨今は「顔見知りでも安全ではない」のが問題です。

”知らない”ではなく、”家族が認めた人以外”は全員注意が必要です。

声かけ事案に関しては子ども自身が危険を予知して回避しなくてはいけません。

声かけ事案の予防手段

  ・一人では行動しない

  ・家族が認めた人以外からは逃げる

  ・大きな声を上げて逃げる

変質者はヘタに構わず無視すること

不審者等の変態は構ってもらうと喜ぶ気質です。

何を言われても絶対に構わず無視することが大切です。

車の中から声をかけられても決して近づいてはいけません、車の進行方向と逆の方向に逃げるようにします。

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地域の見守りで不審者の発生を防ぐ

私たち家族が暮らす自治体では”地域の見守り”として子どもが下校する15時頃に町内放送で地域住民が外に出て子どもを守る取り組みがされています。

地域のお年寄りが人目になる取り組みは全国的に実施されているようです(私の地元にもある)。

人目を作ることは不審者の発生を防ぐのにとても効果があります。

逃げ込める場所を設置して被害を防ぐ

全国的に「子ども110番の家」といった、店舗や家を”子どもが逃げ込む場所”として提供する取り組みがあります。

子ども110番の家は各自治体や最寄の警察または各小学校・中学校が管轄し、それぞれが助けを求める子どもの目印となる看板(プレート)が掲げています。

個人宅は常にいるとは限らないのですが(あくまでもボランティアなので常に在宅している義務はない)、ただそのプレートがあるだけでも不審者の発生を防ぐ効果があるようです。

不審者に追いかけられた子どもたちの多くが店舗や自宅や知人・友人の家に逃げ込むことで被害に遭わずに済んでいます。し

不審者が好む塀を撤去して外灯を設置

ソーラー充電の自動点灯・消灯する照明を設置(我が家の防犯にも役立つ)

不審者が隠れ場所(潜む場所)として好む塀などを撤去したり、外灯を設置して暗い場所を失くすことも不審者の発生を防ぐ効果があります。

外灯は不審者事案以外の犯罪を防ぐ効果もあります。

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