「・・・なにごと
買い物を終えて自宅に戻ったら・・・狭い道に消防車、救急車、そしてパトカーが並んでいました。閑静な住宅街が物々しい雰囲気です。
・・・というか、うちは無事
車が通れなかったので路駐して、娘を抱っこして自宅に急ぐと・・・無事でした
とりあえず同じような野次馬たちに訊くと「・・・さあ、ただスゴイ音がしたのよ」程度の情報が精々です
急病人ならば消防車は必要なし
火事ならば煙なり見えるはず
・・・はて
ちょうど消防隊のリーダーが歩いてきたので「どうしたんですか?」と訊くと
「アクセルとブレーキを踏み間違えたようで」
「・・・ご高齢の方ですか?」
「ええ
「ニュースではよく聞きますけどね」
「最近この手の出動が多いんですよ
消防車(正確には”救助工作車”)も呼ばれたのは建物とブロック塀の間に勢いよく挟まった車から運転手を引っ張り出す必要があったからのようです。
確かに後で現場を見てみたら黒いベンツが庭に乗り入れて、ビチッとはまっていました
因みに娘は間近に停まる消防車に大興奮です
野次馬の注目が集まる中で2台目の救急車が病院に向けて出発しました。人の救助が終われば消防車も撤収・・・ですが、道が狭くて入ってきた消防車がUターンできず立ち往生です(突き当りは隅切りしてなく通行不可)。
「あそこの駐車場が庭もあって広いわよ」
野次馬の1人が指さす先は・・・我が家
えぇ~勝手に奨めないでぇ
(消防車が数台は入れるほど広くはない)
流石に消防隊員は”家人が言ったことではない”と判断し、後退して狭い道から出て行きました
因みに我が家の庭での方向転換を奨めたおばさんは細い道の突き当り、隅切りしていないお宅の人です。これをキッカケに隅切りしてくれればいいんですけど(塀を撤去するだけで建物に影響はないのだから)。
この大騒動のおかげでご近所一帯全員が非日常的な1日を味わうことになりました。
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