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医薬品ヒルドイドを美容で使うケースが急増

この時期になると税金のための資料が続々と手元に届きます。

一昨日は住宅ローンの年末残高、昨日は家族で利用した医療費の内訳が旦那の加入している保険組合から届きました。

健康で滅多に病院に行かない20代の頃は「保険料を納めているだけじゃん!」と損した気分でしたが、子どもがいたり妊娠したりすると健康保険のありがたみを実感します。

子どもの医療費は無料、妊婦健診も無料(地域による)、このあとも出産育児一時金でお世話になります。

 

日本は公的な健康保険があるのでアメリカのように個人が高い医療費の負担が要りません。しかし、最近この健康保険を悪用して美容目的でヒルドイド(医薬品)を処方してもらう女性が急増しているそうです。

ヒルドイドは口コミで「究極のエイジング剤」と評価されている(ありもしない効果が取り沙汰されていることも)

医療用保湿薬『ヒルドイド』は本来アトピー性皮膚炎などの乾燥やしもやけに対して処方される薬ですが、美容使用が横行しているのは保湿・血行促進・抗炎症作用の3点に因ります。

【ヒルドイドのみの処方件数】
14万件(2015年)→16万件(2016年)

ヒルドイドの処方には保険が適用できるため3割負担で購入できます。そのため、ヒルドイドを化粧品代わりに処方してもらおうとする20代~50代の女性が増えているようです。

医師が処方箋を出すのを断ると逆ギレする女性もいるとか…”美容”以前の問題ですよね。

また乾燥しやすい子どものために処方されるケースは多く、それを一緒に使用する母親も多いとか…。子どもの医療費は自治体の補助で実質無料となるため、余計に悪用するケースが多いです。

健康保険組合連合会の発表では、ヒルドイドを含めて美容目的で健康保険を適用した総額は年間推定93億円です。そのため連合会は厚生労働省に対し、「一部の薬品を”保険適用外”を提言すること」を検討しているようです。

治療目的に利用している患者の負担増を懸念してアトピー性皮膚炎と診断された場合など保険適用を限定的にすることも併せて検討

▽出産一時金について

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▽実際に自費は5,000円で出産できました

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