自動車保険の更新手続きを忘れても等級などを引き継げる場合がある

綴

6年前

自動車保険の継続手続きを忘れてしまいました！

約３か月前から契約期間の終了が近いという連絡が来ていたにも関わらず、4月29日に保険契約が終わるのを忘れていました。奇しくも史上最長のGW10連休の真っ只中、その翌日はコールセンターの受付開始時間をジリジリと待ちました。

「継続手続きを忘れてしまって…(^_^;)ドキドキ」

コールセンターの方が契約内容の確認をしている間、「等級が引き継がれなかったらどうしよう(@_@)」と焦っていました。待ち時間１分足らずがとても長い時間に。結果、救済措置が適用されると聞いたときには心底ホッとしました。

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自動車保険の契約期間は１年間が多い

自動車保険は１年間契約の保険が最も多いです。旦那が以前加入していた東京海上日動は３年契約がありましたが、基本的には自動車保険は１年間契約です。

自動車保険には解約の明確な意思を示さない限り現行の保険と同等の補償内容の契約が自動更新（継続）される保険と、継続の明確な意思を示さない限り更新（継続）されない保険があります。

自動更新される自動車保険の場合、契約満了日の１～２ヶ月前には保険会社から更新に関する案内が郵便/E-mailで届くのが一般的です。

＜案内＞には現行の契約と同等の補償内容の保険を自動更新で契約した場合の保険料や等級などが記載されています。内容に問題がなければ何もしなくても自動で更新手続きが完了します（契約に変更を希望する点がある場合は別途連絡）。

自動更新されない自動車保険の場合も、契約満了日の１～３か月前には保険会社から更新に関する案内が郵便/E-mailで届くのが一般的です。

＜案内＞には現行の契約と同等の補償内容の保険を自動更新で契約した場合の保険料や等級などが記載されています。契約を継続する意志がある場合は電話やネット等で継続手続きをします。

継続手続きをしないと契約満了日以降の補償契約はなくなってしまいます。他の保険会社と別の契約を新たに結んでいない限り＜無保険＞となります。うっかりにより無保険期間が生じない様に、自動更新をしない自動車保険の場合には『自動更新特約』があります（保険会社による）。

自動更新されない契約で更新手続きを忘れてしまった場合（自動継続の特約も無し）は保険期間が終了となりますが、保険会社の多くは更新手続きを忘れていしまっても等級や事故有係数を引き継ぎできる救済措置を設けています。今回うっかり更新契約を忘れた私はこの救済措置に救われました。

救済措置については保険会社によって差があります。救済期間は満期日から起算して６日～30日以内であることが多いです（７日以内が最も多い）。また、救済できる内容についても保険会社や現保険内容によって違うことがあります。

満期日を過ぎた更新手続き（救済措置の適用）の場合、基本的に各保険会社のお客様窓口（コールセンター）に問い合わせる必要があります。

以上２点から、「更新後の等級が６等級以下になる場合は更新手続きをせずに契約をリセットした方が良い」という説があります。

その理由は、等級は保険料に比例していて、１等級～５等級は保険料が割高になる『デメリット等級』と言われているからです（１等級と６等級の保険料では割引率の差が約83％ともいわれている）。

但し、この説には１つ注意点があります。「前契約の満期から13カ月を経過していない場合、以前の低い等級が引き継がれることになる」という決まりが保険会社にある点です。

つまり、等級をリセットして６等級から保険を契約したいならば13ヶ月以上無保険（任意保険なし）でいなくてはいけません。無保険で運転するのはとてもリスクが高いです。

自動車保険の等級をリセットする方法は契約を更新せずに13ヶ月以上無保険でいる以外、原則ありません。他社で契約しても保険会社間では情報の共有がされているので現等級は引き継がれます。

仮に虚偽の申告をして６等級からスタートさせても、約２ヶ月以内に保険会社から連絡が来て、等級の訂正と追加保険料の支払いが求められます。自動車保険会社の調査機関はとても有能です。

また、自動者保険の名義を変更しても（記名被保険者を家族の誰かに変更しても）、等級がリセットされることはありません。

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