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冬はヒートショックが原因で亡くなる人が増える

ヒートショックのイメージ絵
ヒートショックのイメージ絵

リビング&ダイニングが2階にある構造の我が家。

暖かい空気は2階に行くため、1階のバスルーム&脱衣所は寒くなりがちです。

2017年冬は新しい家族も増えるので、家族の入浴時間も長くなると考えて小さめの石油ファンヒーターを脱衣所に設置しました。

木造住宅7畳向きなので、3畳の脱衣所ならば暑いくらいに温まります。

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冬のヒートショックが危険な理由は?

『ヒートショック』は急激な温度変化により血圧が大きく変化することで起こる健康被害です。

高齢者、高血圧症・糖尿病・脂質異常症の人は特に気を付ける必要があります。

冬のヒートショックを注意する理由は血圧が急上昇するからです。

気温の低下すると血管が冷やされて収縮し、血圧が上昇して体に大きな負担をかけます。

これが原因で失神、心筋梗塞、不整脈、脳梗塞を起こすことがあります。

医学的には「体の感じる温度の差が10℃以上あると良くない」と言われています。

東京都健康長寿医療センター研究所の調査によると、2011年には約1.7万人の人がヒートショックに関連した入浴中の事故で亡くなっています。

交通事故死亡者数は0.4万人なので約4倍の危険度です。

さらに「外気温が低くなる12月~1月のヒートショックの危険性は夏場の11倍」という結果も出ています。

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冬のヒートショックを防ぐ方法(工夫)

ヒートショックのリスクが最も高いのは入浴前後で、このリスクを低くする方法は脱衣所とバスルームの温度差を小さくすることです。

いまの住宅のバスルームは多くがユニットバスで断熱性が高いですが、20年以上前のバスルームは在来浴室が多く断熱性能が低くヒートショックになりやすいので注意しましょう。

入浴後のヒートショックを防ぐために脱衣所に暖房器具を設置する

入浴前の10~20分間は湯を張ったバスタブにフタをせずに湯気でバスルーム内を温める(湯張りのときにフタをしないでも良し)

バスタブの湯温は41℃以下にする

さらに、両方に温度計を置いて温度差に気づけるようにしておくと安心です。

バスルームは溜まった湿気を排出するように窓があるものが多いです。

窓は熱を逃がしやすいので断熱性能の高い窓ガラスにリフォームしたり、市販されている断熱シート(フィルム)を貼ってバスルーム内の保温機能を高めると良いです。

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ヒートショックリスクの高い人がいる家庭は備えを!

高齢者などヒートショックの危険性が高い人がいる家庭では、万が一に備えて呼び出しアラームを設置しておくべきです。水場が多いので防水タイプが良いです。

さらに転倒による被害を小さくするために手すりを付けるのも良いです。急なめまいでも手すりに掴まることが出来れば、頭部を強く打ち付けるなどの危険性を軽減できます。

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