サイトアイコン 「  」

バイクは排気量によって乗るために必要な手続き等が違う

「MT-25(YAMAHA)が届いた」とバイク屋さんから連絡がありました。ここ数日、旦那が心待ちにしていた連絡です。これからバイク屋さんが整備や保険の手続きをしてから納車されます。

バイクは排気量に応じて”乗るためにやらなければいけないこと”が少し違います。

スポンサードリンク

排気量に合わせた運転免許証を所持する

原動機付自転車(原付)や自動二輪車に乗るには、車両の排気量の合わせた免許証が必要です。但し、排気量50㏄以下の原付については、普通自動車免許(普通免許)を所持していれば乗ることができます。

排気量
50cc以下
51~125cc126~250cc251~400cc401cc以上
原付一種××××
原付二種×××
普通自動×
大型自動
普通免許××××

教習所は原付二種免許の取得をあまりすすめない?

「原付二種免許を取るなら普通自動二輪の免許を取った方が良い」

これが大方の自動車教習所の見解です。教習費用や実技内容があまり変わらず、普通自動二輪免許ならば排気量400cc以下のバイクまで乗れて選択幅が広いためです。

排気量に合わせた自賠責保険に加入する

原付と二輪車は自賠責保険に加入する義務があります。250cc以下の原付とバイクの場合はコンビニでも加入することができます(車検がないので更新手続きは個人で必要)。自賠責保険はどこの保険会社のものに入っても保険料は同じです。

自賠責保険は加入年数が長いほど割安になります(最長5年間)。同じ排気量の車両に乗り換えた場合は、既に加入済みの自賠責保険を継続できます。売却や廃車などにより自賠責保険を解約する場合は保険料の一部が返還されます。

自賠責保険料(2017年4月1日以降始期契約の保険料)

契約月数排気量
125cc以下
125cc超250cc以下251cc超
12ヶ月7,500円8,650円8,290円
24ヶ月9,950円12,220円11,520円
36ヶ月12,340円15,720円14,690円
48ヶ月14,690円19,140円
60ヶ月16,990円22,510円

※上記は離島以外(沖縄県を除く)に適用する保険料です。

万が一の事故に備えて任意保険に加入

任意保険は”任意”ですが、自賠責保険の補償は薄いので任意保険に加入しておいた方が安心です。

排気量125cc以下の車両の場合、既存の自動車保険やバイク保険の付帯(オプション)で補償対象とすることができます。125ccを超える車両の場合はバイク保険に加入ておきましょう。

排気量125㏄を超える二輪車の任意保険はバイク保険に加入する必要があります。バイク保険に新規加入する場合は6等級から始まり、保険費用も平均して約4万円です。無事故で保険を使わなければ毎年1~2割程度安くなり、最終的には1万円台になることが多いです。

指定された税金を納税する

原付と二輪車には2種類の税金があります。

1つは車両購入時の重量税です。125cc以上のバイク取得時にかかります。250ccを超えるバイクの場合はバイクは車検のたびにも納税することになります。

【重量税の納税のタイミングと税額】

125cc以下126cc~250cc251cc超
車両取得のとき×4,900円5,700円
車検のとき
(登録後12年まで)
××年1,900円
車検のとき
(登録後13~17年まで)
××年2,200円
車検のとき
(登録後18年以上)
××年2,500円

もう1つは毎年3月31日の時点で課税される軽自動車税です。

90cc以下91~125cc126~250cc251cc以上
2,000円2,400円3,600円6,000円

排気量50㏄以下の原付は速度制限あり

排気量50㏄以下の原付には30km/hの速度制限があります。

但し、燃費がよいため近場の移動に利用する人が多いです。また、排気量50㏄以下の原付は駐輪場に停められることも多いので、通勤や通学で利用する人も多いです。

排気量125cc以下の原付は高速道路を通行できない

排気量50㏄を超える原付には30km/hの速度制限がありませんが、高速道路を通行することはできません。自動車保険の付帯で補償できる点と燃費の良さから排気量125cc以下の原付は注目されています。

私は中国YAMAHAのYB125SPに乗っています。憧れのSRに似ているデザインを重視していて、125cc以下なので車両価格も維持費も経済的です。高速道路を走れませんが、いまの私にとってそれは問題ではありません。

排気量250cc超の車両には車検がある

排気量250ccを超えるバイクには2年に1回車検があります(初回は3年後)。

バイクの車検は自分でやる方法と、販売店などに代行してもらう方法があります(車検証に記載された有効期間満了日までに完了させなければいけない)。

自分車検のメリットとデメリット

自分車検は費用と時間を削減できることが最大のメリットですが、「車検の受付は平日のみ」「車検を受け付ける陸運局は激混み」「自分で整備しなくてはいけない」など総括するとデメリットの方が大きいです

私の個人的な意見としては「車検のためにお金を貯めて馴染みのバイク屋さんに依頼した方が良い」となります。

不良・不調などに備えて馴染みのバイク屋さんを作っておくことも大切です。

先日旦那が乗る原付のエンジンが突然かからなくなったとき、バイクの回収を含めて懇意にしているバイク屋さんが助けてくれました(エアなんとか(部品)とキャブレターの洗浄で元気に動くようになりました)。

スポンサードリンク
モバイルバージョンを終了