私と同じくアラフォーの旦那が念願の普通自動二輪免許、いわゆる中免を取得するために自動車学校に通い始めました。既に運転免許を持っている人は学科は免除なので、実技を数時間受講した後の卒検に合格すれば免許皆伝です。
一般的に『卒検』と言われる教習所での最終テストですが、これは運転免許センターで実施される実技テストの代わりとなるものです。そのため教習所に通わなくても実技テストで合格すれば免許は取得できます。
自動車教習所内の待合スペースにいる人たちは大きく2つに区分できます。『学科試験ある組』と『学科試験免除組』です。
若い学生たちは基本的に前者、教習所内の待合スペースで勉強に励んでいます。お気楽そうにコーヒー飲んだりしているのは既存の免許に追加しようという後者の人たちです。
「運転免許の勉強に集中して短期で取得したい」や「友だちと一緒に頑張りたい」という場合は合宿免許教習所がおすすめです。
埼玉県には合宿教習所が少ないですが、”合宿”なので旅行感覚で違う地域での生活を楽しむことで想い出作りをする学生が多いです。参加者には学生が多いので夏休み・春休みが混みます(特に春休み)。
合宿免許教習所を探すときは比較サイトで料金、宿泊所(個室か相部屋か)の様子、女の子だけでも安心か、その他サービスを比較して検討することが大切です。合宿免許は講習スケジュールを組みやすく短期で終わるという点から教習所側にも大きなメリットがあり、通学よりも安く免許が取得できることが多いです。
『ドリーム』ではローン払いの他にクレジットカード払いもできます。キャッシュレス還元事業に参加しているため2020年6月末まで5%還元対象です。キャンペーンもいろいろ開催しているのでお得に免許を取得する方法がきっと見つかります。
さて、教習所で若い学生の1人が「運転免許を取ればとりあえず履歴書の資格欄が埋まる」と言っているのを聞きました。
解る!!
あの欄が真っ白だといけないというイメージが確かにあります。学生時代にとれる程度の資格が就活でそう重視されるわけではない=余程即戦力と主張できる資格でなければ意味がないと社会経験を重ねて知ることになりますが、やはり私も就活のときに履歴書の資格欄に運転免許のことを書きました。今回は運転免許の区分・種類、履歴書への書き方をまとめました。
運転免許証は第一種、第二種、仮免の3区分のみ
一般的に運転免許証というと『第一種免許』を指します。
『第二種免許』は比較的業務上必要とされるケースが多く、お客さんを乗せる車両を運転するタクシーやバスの運転手さんに必要な免許です(運転代行業に従事する人も第二種が必要) 。
仮免(仮免許)は文字通り「仮の免許」のことで、教習所に通っている運転を練習している人のみが取得できる免許です。
運転したい車両によって必要な免許の種類が違う
第一種免許でもいくつか種類があります。運転したい車両によって種類が異なるためです。そこからさらに「AT限定」とか「小型限定」とか細かく設定されていますが大きく区分すると次のような感じです(特殊免許・けん引免許は除く)。
- 原付免許
- 普通二輪免許
- 大型二輪免許
- 普通免許
- 準中型免許
- 中型免許
- 大型免許
2017年3月に新しく出来た『準中型免許』とは?
「準中型免許」とは2017年3月12日から始まった新しい免許制度でできた免許です。準中型免許の登場で普通免許の内容も変更、以降更新の場合は「〇〇に限る」といった特記事項が増えます。
準中型が誕生したことで、普通免許で運転できる車両の範囲が変更になりました。中型免許の内容等に変更はありません。
【準中型免許で運転できる車両】
- 最大積載量4.5トン未満
- 車両総重量7.5トン未満
- 定員10人以下
【普通免許で運転できる車両の変化】
- 最大積載量2.0トン未満 ←[旧]3.0トン
- 車両総重量3.5トン未満 ←[旧]5.0トン
- 店員10
準中型免許が登場した理由は輸送業の人手不足
準中型免許の登場の背景には輸送業の人手不足があります。冷房機能付きのトラックは小型でも5トンを超えるものが多いため中型免許が必要でした。
しかし中型免許は「普通免許を2年以上所持していないと取得できない」という制限があったため、輸送業が即戦力となる若手の人材を確保できるように普通免許の所持期間を限定しない準中型免許が設定されました。
『運転免許』を履歴書に書くときの注意
履歴書の資格欄に『普通免許』を書く場合、次の3つの書き方が一般的です。
- 普通自動車免許 取得
- 普通自動車運転免許 取得
- 普通自動車第一種運転免許 取得
取得日は免許証の左下にある日付けです。但し、普通免許を取得した後に違う免許を取得している場合などはその日付が取得日とは限らないので注意が必要ですが、間違えていてもさほど問題にはなりません※。
※輸送業など中型免許の取得可能時期をはかるために正確な取得日を必要とする場合がある
普通免許だと思ったのに免許証は中型になっている?
2017年3月11日より前に取得した普通免許で、2017年3月12日以降に更新した免許をよく見ると区分が『中型免許』または『準中型免許』になっています。2007年6月1日までに取得した普通免許は『8t限定中型免許』、2017年3月11にちまでに取得した普通免許は『5t限定準中型免許』です。
この場合、所持している免許は中型免許でも履歴書に書くのは普通免許で良いです。
輸送業など5トン以上の車両を運転する機会がある(ありそうな)業種・職種の場合は「何トン車まで運転できるか」が重要になります。この場合は普通免許でなく中型または準中型免許と書いても問題ありませんが「限定重量」を書き忘れないように注意をしましょう。
例)2007年6月2日~2017年3月11日の間に取得した普通免許の場合の書き方
- 準中型自動車免許(5t限定)
- 普通自動車免許(現 5t限定準中型)
履歴書に取得日欄がない場合の書き方
履歴書の資格欄の多くは取得日を書く欄と資格名を書く欄が別ですが、1つしかない場合は「平成◯◯年◯月 普通自動車免許 取得」と書くと良いです。
いくつも免許を持っている場合は全て書く?
履歴書には所持している運転免許を全て書きます(古いものから)。但し、他にアピールしたい資格がある場合や間延びを防ぐために一部省略するケースも多いです。
まずは上位免許のみを書く方法です。免許には上位免許と下位免許があります。
例えば普通免許には下位免許として小型特殊免許と原付免許があります。普通免許を持っていれば小型特殊自動車や原動機付自転車を運転することができます。履歴書には上位免許を書き、下位免許は書かないことが一般的です。二輪、四輪、特殊いずれも大きい方の免許を書きましょう。
オートマ(AT)限定の普通免許の場合の書き方
オートマ(AT)限定免許を持っている人はいまは多いです。マニュアル(MT)免許を要求されていない職場の場合、”オートマ限定(AT限定)”については特に履歴書に書く必要はありません。
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