「次はイースターを流行らせるのか」
娘と一緒にディズニーランドのCMを見ていたらイースターのイベント告知をしていました。今やバレンタイン市場を上回るハロウィン市場を思い出し、日本人の順化能力の高さに感心してしまいます。
卵は「物価の優等生」と言われ、家計の強い味方です。
卵はそのまま食べるだけでなく、麺やお菓子に含まれています。日本人1人につき年間で平均330個の卵を消費しています。養鶏場のにわとりは1年に約300個の卵を産むため、1羽の鶏が1人の日本人を賄っていると言えます。
また、卵の黄身の黄色は風水において金運アップを象徴しているため、卵は縁起の良い食べ物とされています。
卵は「完全栄養食品」
卵には良質なたんぱく質を含まれており、他にもミネラル(ナトリウム、カリウム、カルシウム、リン、鉄など)やビタミン類(ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンDなど)など多くの栄養素がバランスよく含まれています。
病人向けの食事に卵が多く使われているのは卵が効率よく栄養を摂取できるためです。最も消化に良いのは温泉たまご(温泉たまご、ゆでたまご、生たまごの順)です。体調がすぐれないときや胃腸が弱っているときは温泉たまごがオススメです。
但し、卵には食物繊維とビタミンCが含まれていません。そのため卵料理にサラダやフルーツを添えると食物繊維やビタミンCを補うことができます。
「卵は1日1個まで」は間違い
「卵に含まれるコレステロールは体に悪い」というイメージが定着しており「卵は1日1個まで」という人が多いです。しかし、厚生労働省が2015年に公表した「日本人の食事摂取基準」では次の理由でコレステロールの摂取制限がなくなりました。
- 人間の体には摂取したコレステロールを調整して吸収する機能がある
- 卵に含まれるレクチンは悪玉コレステロールの蓄積を抑える働きがある
その結果、「コレステロール値に異常がない人に限り卵を1日に2~3個ほど食べても血中のコレステロールが増加することはない」と再評価されました。
卵は冷蔵庫の扉で保管しない
以前の冷蔵庫の多くには扉(ドアポケット)に専用の卵置き場がありましたが、最近の冷蔵庫にはないことが多いです。ドアポケットは卵の理想的な保管場所ではないからです。
- ドアポケットは温度の変化が激しい(卵の品質が劣化)
- ドアの開閉の振動により卵の品質が劣化する
- パックから取り出して置くのはかえって手間がかかる
- 卵限定の置場はもったいない
JA全農たまご株式会社によると、卵の理想的な保管方法は「卵の尖った方を下にして、パックごと冷蔵庫で保管する」です。
日本では卵は冷蔵庫で管理されていることが多いですが、海外では常温で保存することも多いです。
イースターとは?
いつの間にか日本に定着したハロウィンは東京ディズニーランドが火付け役だったと言われています。東京ディズニーランドは春の定番イベントとしてイースターイベントが実施されています(2017年4月4日~2017年6月14日)
イースターとはキリストの復活を祝う、キリスト教徒にとって最も重要な祭日です。”生命の誕生”を意味する卵を使って遊ぶのが特徴です(エッグハント、エッグレース、エッグロールなど)。
”遊び”にはきれいに色づけされた”イースターエッグ”が利用されます。他にも、うさぎは”豊かな生命”を意味し、卵とともにイースターの象徴となっています。
イースターは「春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日」なので、その年により最大1ヶ月ほどのズレが生じます。2017年は4月16日(日)です。
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