イングランドの片田舎の風景を見ていて網戸がないことに気づきました。日本人の私から見て無防備なほど何も防御していない全開の窓、周辺には土や植物がたくさんあるのだから絶対に虫がいる環境です。
調べてみるとイングランドなどの欧州では窓辺に防虫効果・忌避効果のある植物を植えて虫よけをしているそうです。
網戸にすればいいのに、と思いましたがアチラの方々は窓からの風景を大事にしているため網戸はその邪魔になるのです。
虫よけ効果のあるハーブ
- ローズマリー
- ミント
- ティートゥリー
- ユーカリ
- ラベンダー
- レモングラス
こんなハーブの中でも生命力が強く、生育に手間のかからないミントが大人気です(生命力が強過ぎてミントしかない庭もあるとか)。今回はミントについてまとめました。
ミントは万能型バーブ
- 防虫作用
- リラックス効果(鎮静作用)
- 不眠の改善(鎮静作用)
- 胃腸の改善
- 殺菌作用
ミントには以上のような効果があります。
胃腸を整える効果と殺菌効果は夏バテ防止や食中毒防止対策ができます。ミントオイルには汗疹(あせも)を改善する効果もあります。
ミントはガーデニング初心者でも種から育てられる
ミントは生命力が強く、ガーデニング初心者でも種から育てられます(苗ならばなお安心ですが)。ミントの種まきは春(4~6月)と秋(9~10月)が最適です。
ミントは繁殖力も強いので、株分けも簡単です。根本から切った枝を水にいれておけば1週間ほどで根が出てきます。
繁殖力の強いミントは鉢植えが良いです。地植えではどんどん増殖し、他の植物を駆逐します。地植えの場合はしっかり他の区画と分けることが大切です。
ミントのスーッとした香りに防虫効果がある
ミントは天然の防虫剤で、簡単に育てることができます。ミントが防虫剤になるのはあのスーっとした香りです。
ヒトにとってはリラックス効果のあるあの香りを虫は一様に嫌う傾向があります。同じ香りをしたアロマティカスは多肉植物なのでミント以上に育てやすいです。
防虫効果を期待するならペパーミントかスペアミント
ミントにはたくさん種類がありますが、防虫作用ならばペパーミントかスペアミントがおすすめです。勝手に交配して香りが薄まることがあるので、ミントの種類は限定した方が良いです。
晴れた日の朝にミントの枝を切って玄関などに飾れば虫をシャットアウトし、こもりがちな靴の臭いを消臭できます。
ミントの花は7~9月に咲きますが、開花するとミントのスーっとした香りが弱まり防虫機能が衰えるので、花はつぼみの段階で採ってしまった方が良いです。
【要注意】乳幼児や妊婦にミントは刺激が強め
- 大量に食用しない(副作用がある)
- アレルギーに注意
- 乳幼児には刺激が強め
- 妊娠中の女性には刺激が強め
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