国土交通省から「東京都市圏パーソントリップ調査にご協力のお願い」(政府統計)が届きました。住宅・土地統計調査に続き、これも統計法に基づく国の統計調査です(住宅・土地統計調査では対象になりませんでした)。
調査依頼が来て初めてこんな調査があることを知りました。居住者の3%が対象となって調査されるとあり、ミーハーなのでその3%に我が家が選ばれたことにちょっとウキウキしています。
東京都市圏パーソントリップ調査とは?
人(パーソン)の1日の全ての移動(トリップ)を把握する調査で、10年に1回実施されています(平成30年は9月~12月に実施)。今回の調査で第6回目、第1回目から50年目となります。
参考:第6回東京都市圏パーソントリップ調査にご協力ください(埼玉県公式サイト)
東京都市圏パーソントリップ調査の対象は?
埼玉県、東京都(島を除く)、神奈川県、千葉県全域および茨城県南部地域で暮らす世帯です。
対象地域に居住する5歳以上の居住者から無作為抽出した100万人(居住者の約3%)が対象となります。埼玉県では大所帯のさいたま市を除いたエリアで約20万人(居住者の約3%)が対象となります。
東京都市圏パーソントリップ調査で調べる内容は?
対象世帯で暮らす5歳以上の住人全員が調査対象となります。調査対象日(平日)は決められており、送付されるハガキに記載されています。
- 誰が(移動しているのか)?
- 何のために(移動しているのか)?
- どこからどこへ(移動しているのか)?
- 何時ごろ(移動しているのか)?
- 何を使って(移動しているのか)?
東京都市圏パーソントリップ調査の方法は?
インターネット回答先行型調査で実施されます。
調査対象者にはIDおよびPWが記載されたハガキが送付され、インターネットによる回答期間内(調査対象日を含め約10日間)にパソコン、スマートフォン、タブレットのいずれかを使用して回答します。
回答期間内に回答がなかった場合は、後日紙の調査票が郵送されてくるようです(インターネットで回答したため未確認)。
インターネットで回答する場合、東京都市圏交通協議会公式サイトから調査回答ページにいき、ハガキに記載されたIDとPWでログインします。
調査内容は主に次の3つになります。世帯データについては世帯主など家族全体の情報(年収など)を把握している人の回答が望ましいです。個人の情報については基本的に家族各人が入力しますが、小さい子どもや高齢者の場合は代わりの人が回答しても良いです。
※4歳以下の子どもの外出情報については、免許証を持っていないを選択した段階で終了になります。
東京都市圏パーソントリップ調査の結果の利用方法は?
この調査では平日1日の動きを調べることにより、将来の街づくりや交通計画などを検討するための基礎資料となります。
- 道路の渋滞緩和
- 鉄道の混雑緩和
- 帰宅困難者対策
- 高齢者の移動対策 など
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