音と記憶に関係が！懐かしい音楽で思い出す青春時代

CDが入荷したという連絡を受けてWonderGOO伊勢崎店に行ってきました。このお店にはよく行くのですが、家からは離れたところにあります。よく行くきっかけになったのは店内に流れるBGM、ジブリの音楽をJAZZにしたアルバムでした。

今日はWonderGOO伊勢崎店に行くようになったきっかけと音の記憶について紹介します。因みに今回入荷をお願いしたのは童謡・唱歌をJAZZアレンジしたアルバムです。

店舗情報
WonderGOO伊勢崎店
群馬県伊勢崎市韮塚町1185-1
電話番号：　0270-30-8411

なんとなく音楽を聴きたいときに合う曲が見つかるお店

WonderGOO伊勢崎店はR354バイパス沿いにあります。信号が少ない広い国道でドライブに最適の道であり、夜のドライブでまだ明るかったこのお店に寄りました。大型チェーン店で他の店には何度か行ったことがあり、このときは暇つぶしでした。店内で旦那と別行動となって数分後、お互いにお互いを探して第一声が「このBGM良いよね」でした。

夜なので店内は空いており、これ幸いと店員さんを捕まえてBGMについて質問しました。その結果、店内のBGMは店長さんが自らがセレクトしてかけているCDということでした。丁度在庫もあったので購入し、それ以来お店に行くたびに店内のBGMに耳を傾ける様になりました。

今回購入した”はるなつあきふゆ”は2度目の「良いな」になります。思えばCDを取り寄せてもらうことはずいぶん久し振りです。いまはネットショップですぐに購入手続きができるので目当ての曲を取り寄せやすいのです。しかしその影響かCDの販売面積は年々縮小されており、店内にかかるBGMも人気アーティストのアルバムやゲームの宣伝ばかりです。「良いな」と思える音楽に出逢えるきっかけはぐんっと減ってしまいました。

音楽は出会いが大切です。JAZZ風にアレンジした曲との出会いなどとても少ないです。WonderGOO伊勢崎店は有名な曲をアレンジした面白い、「良いな」と思える曲に出逢える貴重な場です。

近くに住んでいる人はぜひ店舗へ、「遠くて行けない」という人にはこのサイトで私が出会えた「良いな」と思える音楽を紹介できればいいなと思います。

音楽は記憶の扉を開く鍵

夫は音楽が好きで先日EveryLittleThing（ELT）のベストアルバムを購入しました。ELTは私にとって青春時代のアーティストです。特別大好きというわけではありませんが、何となくずっと聞いてきたアーティストです。

耳に懐かしい音楽が届いたとき、昔よく好んで聞いていた曲が聴こえたとき、当時の記憶がよみがえってくることはよくあります。それは音と記憶が強く結びついているからです。それは俗説などではなく、科学的にも証明されています。特に音は映像と結びつきやすいようです。映像作品（仮に作品Aとする）に使われた音楽を別の場面で聞いたとき、あなたは作品Aを思い浮かびませんか？

音で記憶が刺激される現象を「ブルースト現象」というそうです。記憶を刺激するものは音楽（聴覚）の他に、匂い（嗅覚）と味（味覚）があります。広告についての研究をしている人の論文で、ブルースト減少を利用したイメージ交差で印象に残る料理店を作ることができると読んだことがあります。

聞いたことのある音楽を聞くと脳の海馬が刺激されるそうです。海馬は脳の中でも記憶の保存期間が長い場所なので、音楽を聞くことで古い記憶が呼びさまされるのです（まるきり同じ音楽でなくても、アレンジされた音楽でも海馬は刺激されるようです）。サブリミナル効果ではありませんが、子どもの頃に聞いた曲を聴いたら母親の手料理を食べたくなったということもあるそうです。

また音楽は認知症・アルツハイマー病の患者に奇跡を起こしたことがあるそうです。「100ドルの薬よりも1曲の音楽を！」をキャッチコピーにした映画『パーソナル・ソング』は実話をもとにしたドキュメンタリー映画です（2015年5月にDVD化）。

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