二子の9~10ヶ月検診の案内がきました。
離乳食も順調に進んで一緒にご飯(米)を食べられるようになったりと二子はグングン成長しています。そろそろ粉ミルク「はぐくみ」を卒業して、鉄分補給のフォローアップミルク「チルミル」に換える時期でもあります。
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9~10ヶ月の赤ちゃんの運動機能の発達
9~10ヶ月の赤ちゃんは次のようなことができます。ただし、個体差が大きいので、あくまでも目安であることに注意して下さい。
- 寝返り
- お座り
- はいはい
- つかまり立ち
- おもちゃなど欲しいものに手を伸ばす
- 大人などの身振り・手振りを真似する
- 親指を使って物をつかむ(つまむ)
二子は一子に比べて発達が早く、上のことは大体できます。特に寝返りは早く、生後4ヶ月の頃の予防接種でくるんっとしてみせて、注射器をなぎ倒しそうになったという経験があります。
かかりつけ医にも「もうできるんだ、早いね」と言われました。
※寝返りの早い・遅いは成長への影響はありません。
”はいはい”とその準備段階
”はいはい”は手のひらとヒザをついて進む、いわゆる”お馬さんごっこ”の馬の格好をイメージしますが、その準備段階として「ずりばい」「ひじばい」「たかばい」があります。
- 【ずりばい】腰は落としたまま腕の力で進もうとする(ほふく前進)。足よりも腕が動くのが特徴。
- 【ひじばい】手のひらではなく肘をついて、腕の力で進もうとする。腕の筋肉が成長。
- 【たかばい】腰を上げて、両手・両足をついて進もうとする(熊歩き)。
ずりばいの初期段階では、手のひらを体の方に寄せて前の方に進もうとします。次に、ツッパリのように手のひらを前に押して後退できるようになります(前進・後退は逆の順で覚えることもある)。
前進と後退を覚えると行動範囲が広がります。
そして、体を左右に振りながらずりばいするようになります(「腹ばい」と呼ばれる段階)。お尻がプリップリッと揺れます。全身を動かし方、全身で移動する方法を覚えている・覚えたというサインです。
全身を使うようになると移動スピードが上がります。
腕の筋肉が発達すると、手のひらではなく肘をついて腹ばいする赤ちゃんがいます(「ひじばい」と呼ばれる段階)」。勢いよく肘をつくので、破片や固いものでケガをすることがあります。
二子は現在ひじばいの状態です。移動スピードが速く、体力もつくので行動範囲がかなり広いと感じます。私のあとをついていこうとするので、ちょっと目を離すと階段など危険な場所にきていたりします。
足の筋肉が発達すると、腰を上げて熊のような格好ではい回るようになります(「たかばい」と呼ばれる段階)。たかばいについては「きちんとはいはいしないで歩くようになってしまう」「しなくて良い」といった悪い評価がありますが、悪い行動ではありません。
たかばいをしないで歩きはじめる子どももいます。一子は”たかばい”をせず、慎重なのかつかまり立ちの段階が長かったですが歩行機能に問題はありません。
つかまり立ちしたら歩くわけではない
つかまり立ちをしたからといって、すぐに歩き出すとは限りません。
「はじめの一歩」には時間がかかるもので、つかまり立ちをしても移動ははいはいの方がいい(安全、怖くない、慣れている)と思う赤ちゃんは多いです。
9~10ヶ月の赤ちゃんの聴覚・言葉の発達
聴覚の発達は早く、子どもは早い段階から耳でたくさんのことを学習しています。聴覚に異常があると言葉の発達・コミュニケーションに悪い影響がでてしまうため、早期発見が大切です。
生後14日~1ヶ月以内の新生児の場合、生まれた産婦人科医院等で新生児聴覚スクリーニング検査が実施されることが多いです。検査機器のない産婦人科の場合、近隣の産婦人科で検査を受けることができます。
参考:あなたの赤ちゃんは音に反応しますか?(新生児聴覚スクリーニング検査)(埼玉県公式サイト)
9ヶ月の赤ちゃんの聴覚の発達
9ヶ月の赤ちゃんは次のようなことができます。ただし、個体差が大きいので、あくまでも目安であることに注意して下さい。
- 車の音、雨の音、飛行機の音など、外の色々な音に興味を示す(音の方に這っていく、音のした方や周りを見る)
- 「おいで」「ばいばい」という言葉(音)を理解して行動する(身振り・手振りはなしで)
- 隣の部屋など離れたところから呼ぶと這ってくる
- 音楽をかけたり、歌をうたうと手足を動かして喜ぶ
- ちょっとした物音、変わった音がするとハッと見る(向く)
10ヶ月の赤ちゃんの聴覚の発達
10ヶ月の赤ちゃんは次のようなことができます。ただし、個体差が大きいので、あくまでも目安であることに注意して下さい。
- 「マンマ」や「ネンネ」など人の言葉をまねていう
- 赤ちゃんに気づかれないように近づいて、名前をささやくと振り向く
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