世界で初めて民間人を乗せて月に向かう宇宙船を開発している「スペースX」社が、その初の飛行で乗せる民間人を発表し、それがZOZOTOWNの社長・前澤氏(42)ということで話題になっています。
前澤社長は全席買占めて最大8人のアーティストと共に宇宙旅行に行くと公表しています。搭乗予定は2023年、子どもたちが小学生と幼稚園児になる頃の話です。
スペースX社が提供する宇宙の旅とは?
米国で宇宙開発を手掛けているベンチャー企業「スペースX」が開発する宇宙船BFRは1週間かけて月と地球を周回する予定で、初飛行(搭乗予定)は2023年になっています。
「これは私の人生における夢だった。とてもうれしく、興奮している」
前澤社長は1席100億円の宇宙船を全席買占め、前澤社長自身が今回の月旅行に画家や音楽家など世界的なアーティストを招待すると発表しました(最大8人、メンバーは選考予定)。
「参加者には月旅行の経験で得たインスピレーションを元にした作品を創作してもらい広く公開する」
ZOZO前澤氏「民間人初の月旅行」に懸ける真意(東洋経済オンライン)
ZOZOTOWNの前澤社長とは?
通販サイト「ZOZOTOWN」を運営している前澤友作社長(42)の資産総額は2,830億円(フォーブス誌が発表した日本の長者番付第18位)、がっぽり儲けてお金も使うという経済感覚の人のようです。
彼には”お金を使うと今までにない体験ができて自己の成長につながり今までより稼げるようになる”という「お金は使うほど増える」「無限ループ理論」という持論があるそうです。
ZOZOTOWNの運営会社「スタートトゥデイ」は社員は約990名、社員の平均年齢31.4歳という若い勢いのある会社です。本社は千葉県幕張にあり、幕張に住む人には5万円の手当て(通称「幕張手当」)があるということから、社員の8割が幕張で暮らして地域貢献もしているようです。
前澤社長は以前よりZOZOTOWNの海外での知名度の低さを問題視しており、今回の月旅行についてはZOZOTOWNの知名度を世界的に広める効果を見越しているという見方もあります(実際に世界中のメディアが飛びついた)。
ファッション通販サイトZOZOTOWNとは?
ZOZOTOWNは日本国内でトップのファッション通販サイトで、時価総額は1兆円を突破しています。
ZOZOTOWNが国内トップとなったのは、「試着できない」という通販サイトのデメリットを克服する工夫をし、約6800ブランドの服を一挙検索できるというメリットを最大限に活かした点にあります。
全商品をZOZOサイズに測り直して統一し、独自のサイズに統一することでブランドごとにあるサイズの差をなくす工夫をしています。
さらに、ZOZOスーツ(全身18か所のサイズをスマホで計測可能)を無料で提供しています(世界中に対応)。ZOZO利用者にとってはピッタリのサイズが手に入るメリットがあり、会社としても返品リスクが低くなっています。
さらに、ZOZOスーツで収集した体のサイズデータ「ボディデータ」は貴重なデータであり(しかもビッグデータ)、ファッションに留まらず医療業界など異分野でも役にたつデータだと推測されています。(2018年9月19日放送・羽鳥慎一モーニングショーの考察より)
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