娘がじゃんけんをできるようになりました。未だパーしか出せないのですが、やけに自信をもってじゃんけんに誘います。先日義母と義弟が遊びに来たときも、私たち親を含めて6人でじゃんけんすることになりました。もちろん娘がパーしか出せないことは全員知っています。何を出すかでその人の性格が解かりました。
グー … 私のみ
負けることで娘を満足させ、さっさと終わらせしまおうという魂胆
パー…義弟
勝ち負けなしの無難な選択であり、まだ遊び続けようという優しさも感じ取れます。
チョキ…夫と義母
子ども相手でも負けないという気合が感じ取れました。どれが正解/不正解とは言えないのですが、私が一番ダメな選択をしたような気もします。
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日本で生まれたらしいジャンケン
道具不要のじゃんけんは昔からありそうですが、調べてみたら19世紀後半に誕生したようです。意外に近代のゲームということです。
短時間で決着がつくこともあり、爆発的に普及して今では世界中に類似のものがあります。じゃんけんがどこで誕生したかは諸説ありますが、江戸~明治時代に日本で誕生したという説が有力です。
ジャンケンが日本発祥であることを裏付ける書籍
● 拳の文化史(セップ・リンハルト著)
● 奄美方言分類辞典
● 絵本江戸風俗往来
日本にはじゃんけんの他にも拳遊びがあるそうです。
日本の拳遊び(一例)
数拳(数で勝負が決まる方式)
● 球磨拳
熊本県人吉市周辺で遊ばれている
片手で1~5の形を作り優劣を競う
(数が大きい方が勝ち。但し0は5に勝つ)
● 箸拳
高知県に伝わるお座敷遊び
場に出される箸の本数を当てる(0~6本)
三竦み拳(じゃんけんと同じ方式)
● 虫拳
日本の拳遊びで最古といわれている
蛙、蛇、ナメクジの三竦みを作る
(蛙>ナメクジ、ナメクジ>蛇、蛇>蛙)
● 狐拳
藤八拳、庄屋拳、在郷拳とも言われる
狐、猟師、庄屋の三竦みを作る
(狐>庄屋、庄屋>猟師、猟師>狐)
探究心のキッカケはささいなこと
子どもと共に過ごすととても勉強になります。特に「ごっこ遊び」をしているのを見ると、子どもの視点と感性の面白さを知ります。
“ 他人の振りみて我が振り直せ ”
“ 子は親を映す鏡 ”
子どものやることを見るとこれらを実感します。娘が私の悪いところを指摘してくれるようです。またこのような行動は何かを調べることのきっかけになります。
今回はジャンケンでしたが、娘が由来などを調べるきっかけになりました。自己啓発という言葉があります。自分をより高い段階へ上昇させようとすることですが、子どもを先生にしたこの時間も自己啓発の時間だと感じる今日この頃です。
【出典】
じゃんけん(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/
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