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不登校 の児童生徒の数が過去最多の約30万人(100人に2~4人が 不登校 )

 文部科学省が2023年10月に公表した調査(※)によると、2022年度の全国の小中学校における 不登校 の児童生徒数が約30万人になったそうです(前年度22.1%増)。

 うちの子の学年にも 不登校 の児童が1人(1学年90人)。

 思い返せば私のときも同級生に1人(1学年80人)、旦那に聞けば同級生に1人(1学年120人)。

 割合としてはあまり変わらないわけで、不登校問題は令和も昭和も変わらないと思ったのですが、不登校の児童数は約30万人(2022年度)で過去最高だというから割合としては増えているようです。

わたし

実際に2022年度の小中学校在学児童数は約930万人なので 不登校 の児童は100人に2~4人となります。

 下の子が来年小学校入学なので、今回は「 不登校 」について調べました。

 ※令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校など生徒指導上の諸課題に関する調査(NPO法人「多様な学びプロジェクト」が調査を実施:2023年10月6日~同年10月13日)

不登校 とは?

 「 不登校 」とは、文部科学省の定義では「病気や経済的理由以外の何かしらの理由で、登校しない(できない)ことにより長期欠席(年間30日以上)している状態」をいいます。

不登校 の子どもに聞く「学校に行きづらい、休みたい」と感じ始めるのはいつか?

 専門医によると次のような発達段階にある小学4年生は不安定な時期になりやすいようです。

不登校 :保護者に聞く「不登校のきっかけは?」

 不登校になったキッカケやそのときの様子について保護者が「先生」や「学校システム」に問題があると捕えている一方で、同調査を教員に行ったところ不登校のきっかけは「子ども本人の無気力・不安」と捕えていることも分かりました。

 これについて「保護者と教員の間のギャップ」と分析されていましたが、

わたし

誰だって自分側に責任があるとは思いたくないですよね

 今回、不登校のきっかけに「家庭」がありませんでしたが、専門医によると家庭環境も不登校の原因であることが多いとか。

 一番多い家庭の問題は「生活リズムの乱れ」、特に睡眠不足で、睡眠時間が少ないと心身ともに悪影響がでて活力がでず不登校のキッカケを作りやすいそうです。

わたし

私の意見ですが、保護者にとって一番”先生”が責めやすいんじゃないかと。そして実際に責められている教員も多いのか、2021年度の調査では精神疾患を理由に病気休職した公立小中高校の教員は約5,900人(全体の0.64%で過去最多)だったようです。

不登校 :保護者に聞く「不登校の子どもへの対応や将来への不安は?」

 子どもが学校に行きたくないと言ったら保護者が焦るのは自然な反応と思いますが、専門家によると、その後の保護者の対応が大事といいます。

 学習の遅れについてはフリースクールの他に、コロナ禍によって活発化したオンライン授業の利用なども手助けになります。

不登校 :保護者に聞く「子どもにとって適切な居場所に出会っているか」

 NPO法人は今回の調査で「多様な学びプロジェクトについては地域や専門職の対応能力で差があり、施策と当事者とのニーズとのギャップも生じていることが明らかになった」とまとめていました。

保護者に聞く「行政にどのような支援を望んでいるか」

保護者に聞く「教育支援センターの利用や効果について」

利用できるところはあるが利用していない理由

保護者に聞く「教育相談の利用や効果ついて」

利用したが助けにならなかった例

保護者に聞く「スクールカウンセラーの利用や効果ついて」

利用したが助けにならなかった例

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