長女は夏の涼を【ところてん】でとります。かき氷よりもところてんです。関東は酢醤油で食べる人が多いですが、娘は黒蜜で食べるのが好きです。
今年の夏は寄居町で生の【ところてん】が買える店を見つけました。
寄居町桜沢にある『大黒屋商店』は創業明治15年の老舗、現在の店主は4代目とのこと。
生のところてんは保存用に酢水につけていないため賞味期限は約1週間と短めですが、酸っぱくなく風味が全然違います。生のところてんを食べると酢水に入ったところてんが食べられなくなります。大黒屋商店の生ところてんの販売は店舗限定です。夏季限定で併設カフェ(GORI GORI CAFE)で食べることができます。
大黒屋商店のところてんは天草100%(数種類の天草をブレンド)で、名水100選に選ばれた日本水(やまとみず)の里で毎日丁寧に作られているようです。
【ところてん】は奈良時代からに中国から伝わったと言われています。
中国にいった日本人(使者)が天草を煮て溶かして固める方法を学んできたといわれています。正倉院に残る当時の書物に「心太(こころぶと)」と記されています(こころぶと→こころてい→ところてん ※諸説あり)。
奈良時代や平安時代に中国から来たものは大体何でも貴族の食べ物であり、ところてんも一般庶民が食べるようになったのは江戸時代からです。
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