転職は35歳までといわれているのに、40代の専業主婦が 再就職 をしようと思ったらどうしたらいいのでしょうか。
転職と 再就職 の違い
「 再就職 」と「 転職 」の違いは、前の仕事と次の仕事の間に失業期間があるかどうかです。
失業期間がある場合が「 再就職 」で、失業期間中に出産・育児・留学・療養などをしている人が多いです。
40代女性の 再就職 の現実
- 現役で働いている40代女性の平均年収は315万円前後
- 40代女性は即戦力を求められているので未経験分野への再就職は難しい
- 既婚者より独身者のほうが優遇されやすい
以上のことから、40代で子どもがいる既婚女性の 再就職 には工夫が必要と言うことが分かります。
40代女性 再就職 活動をする前に家族ときちんと話し合う
専業主婦だった母親が仕事を始めることで一番大きな影響を受けるのは子どもです。
そのため、再就職する前に必ず家族と話し合うことが大切です(労働時間や休日など)。
40代女性の 再就職 活動、転職エージェントに登録する
40代女性が 再就職 しようと思ったら転職エージェントに登録、なかでも「女性向け転職エージェント」に登録します。
女性向け転職エージェントを利用するメリット
- 女性社員を積極的に採用している企業の求人紹介がある
- 女性ならではの不利(年齢やライフスタイル)をサポートする体制が整っている
派遣やパートも視野に入れる
仕事をするにあたって自由度が低い点を理解し、無理をしないことが大切です。
そのため正社員だけでなく、働き方に幅のある派遣社員やパート社員も選択肢に含めておくことが重要になります。
求人情報が増える12月~1月が正念場
40代女性、再就職でなくても、12月~1月は人員増加のための求人情報が増えます。
そのため転職エージェントに登録など、 再就職 のために動き出すのは冬前がいいです(資格取得を視野にいれたらもっと早めに)。
資格は希望する仕事に合わせて取得する
再就職 するときに資格を取得するならば、転職エージェントにどんな資格を取得すると有利になるか相談するといいです。
やみくもに取得を目指すのは時間がもったいないです。
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40代女性の 再就職 、「周囲の目を気にして」ならやめたほうがいい
幼稚園では保護者参加型のイベントが多く、幼稚園のイベントではスタッフを保護者から募集することも多いです。
このとき問題になるのが「仕事をしているから忙しい」発言。
仕事をしていない専業主婦は暇……と言ったわけではありませんが、そう言われた経験があったり心のどこかで思っていたりするから「仕事をしているから」発言は専業主婦サイドの保護者たちの気を高ぶらせます。
本当によくないと思うのですが、毎年春に諍いが起きるんですよね(小学校に進学後はPTA役員を決める冬に勃発することを知りました)。
専業主婦だからワンオペ育児をしている私からみて、いまの就労状況は稼働日365日で常に待機状態。睡眠時間は5時間、体調が悪くても休めません。
再就職 、資格じゃないけれど主婦には特殊スキルがあることを知って欲しい
個人的な意見ですが、家事と育児を担う主婦には「サーチ」というサポートに特化した特殊スキルがあると思っています。
家族のサポートに徹していると、一日中何回も家族に「ママ、〇〇はどこ?」と聞かれ、そのたびに記憶をほじくり返して10分以内に見つけています。
「ママ、〇〇はどこ?」で生活してきたからでしょう、とかく男性は「失せモノがあったら傍にいる女性に聞こう(=見つけ出してもらえる)」と思う節があります。
大塚商会の調査によるとビジネスパーソンは年間150時間、1日あたり約30分間も探し物をしているそうです(もったいない論で周囲に物が多い日本人は特に失せモノ探しの時間が長い)。
家族のサポートをしてきたことを誇ってもいいと思います。