5月の成功率は高い!バラの挿し木に挑戦してみた(切った枝が挿し穂)

エアコンの室外機を設置するため、ピエール・ド・ロンサールを移動させました……が、強風にあおられて結構太い枝がボキッと。

このまま捨ててしまうのは惜しい枝だったので、折れた枝で挿し木に挑戦しました。バラの挿し木には『緑挿し』と『休眠挿し』があり、5月中旬は緑挿しの最適期です(5月の挿し木は他の時期に比べて成功率が高い)。

【結果】

初心者の私でも4本の挿し木が無事に育ち、2018年春には新芽を出しました。

【余談】

2018年冬に剪定を強くやり過ぎて本体を枯らしてしまったので(2019年春に芽がつかなかった)、急遽代替わりしました。2020年春はこの挿し木の2つがパーゴラの下に植わっています。

挿し木は日中の気温が20~30℃の時期に始める

挿し木とは茎から発根させて増やす方法で、発根させる茎を『挿し穂』といいます。条件が揃えばバラの切り花から挿し穂を作ることもできますが、植えられた状態のバラから作った挿し穂に比べると発根は相当難しいです。

挿し木を始めるのは日中の気温が20~30℃の梅雨の時期と秋口が適しています。特に、5月~6月は新芽が出るなど成長する時期なので成功率が高いです。

バラの挿し木の注意点は水切れと衛生管理だけなので、初心者でも成功率が高いです。

挿し穂の前にポリポット・受け皿・鹿沼土を準備する

挿し木ではビニールポット(ポリポット)が最適です。プランターでもできますが、最終的に1株ずつ分けるときに根を傷つけるなどリスクがあるので1株ずつ育てるポリポットをオススメします。

ポリポットは「100個で500円」いった販売単位です。

受け皿はポット内の水切れを防ぐことができればよいです(水深2cmほどの水をためておくことができればよい)。私はポット4個分の受け皿を使用しましたが、書類ケースでも問題ありません。

挿し穂は常に清潔でなければいけません。殺菌や消毒までする必要はありませんが、雑菌が繁殖しにくい環境で育てたいので鹿沼土を使います。挿し穂の乾燥を防ぐために粒の大きさは小さなもの(小粒)がよいです。

ビニールポットを受け皿に並べ鹿沼土を半分程度の深さまで入れ、受け皿にたっぷり溜まるまで水をかけます。鹿沼土を湿らす程度ではだめで、受け皿にたっぷり水をためた状態で鹿沼土をかき混ぜたっぷりと水を吸わせておきます。

切れ味のよいハサミやカッターで挿し穂を切りだす

挿し穂の切り口が汚いとそこから雑菌が繁殖して腐ってしまいます。挿し穂を切りだすときはサビや汚れのないカッターやハサミで、スパッと切れ味の良いものを選びます。

【挿し穂に適した枝】

・ 今年伸びた元気な枝
・ 適度に硬い枝
・ 5mmくらいの太さの枝(3~7mmが良い)

細めの挿し穂は発根は早いですがその後の成長が遅いです。太めの挿し穂は発根は遅いですがその後の成長が早いです。丈夫に育てるならば太めの挿し穂が良いですが、発根するまで時間がかかるので挿し穂の切り口が腐って失敗しやすいです。

挿し穂は五枚葉の節が1,2個ある部分を中心に10~15cmの長さに切り出します(先端の部分は使わない)。葉が多いと水分が蒸発しやすくなり挿し穂が枯れてしまうので、五枚葉を1つ残して他は切り落とします。

切り出した挿し穂は1時間ほど水に浸けておきます。

1時間ほど経ったらポットの中の鹿沼土に挿し穂を挿します。挿すときは必ず挿し穴を作ります。挿し穂を突き刺せば良さそうですが、それでは挿し穂の切り口が傷み腐る原因になってしまいます。

約2ヶ月で鉢上げ(水の溜まった受け皿から出すこと)

水の溜まった受け皿から出す(鉢上げする)まで注意するのは水切れだけです。受け皿やポットの中の土の表面に緑色の藻が発生しますが気にしないで常に水がある状態を保ちます。

新しい水は上からかけずに受け皿に入れるようにします。根で固定されていない挿し穂はグラグラしていて、上から水をかけるとその衝撃で倒れたり切り口を傷つけてしまいます。

5月の挿し木の場合、ポットは日陰で管理して日中は葉水する良いです。挿し木を秋に始めた場合も葉水で加湿します。

鉢上げのタイミングは根の出具合です。挿し穂を抜いて調べるのではなく、ポットの下の穴から根が出ているのが確認できたら発根成功です。発根すれば成功、5月の挿し木の場合は新しい葉が成長するのでここまでくれば失敗しにくいです。

挿し穂が黒くなったら失敗

挿し穂が枯れても新しいことがあるので失敗とは限りませんが、さし穂が黒くなったら腐ってしまったということなので失敗です。腐ってしまったら復活させるのは難しい、初心者にはほぼ不可能です。

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takka

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