バイクのカスタムにも最適!プラスチック製品に好きな色をつける方法

銅色(メッキ調スプレー)でカラーリングしたクロスカブ110のカバー

新型クロスカブ110のカバー(樹脂素材)をブロンズ色(真ちゅう色・銅色)にカラーリングしました。

バイクのパーツに限らずプラスチック素材は塗膜が剥がれやすく、ただスプレー塗装すれば良いというわけではありません。きちんと汚れを落とし、下地をつくってから塗装する必要があります。

今回はプラスチック素材にスプレー塗装をするときの手順をまとめました。

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プラスチックの塗装は下地作りが大事

プラスチックをスプレー(油性)で塗装しても、爪でガリガリとするとはがれてしまいます。何もしなくてもベロンッと剥がれてしまうことがあります。

1つ目の原因は製造途中や人が触ってついた【油(脂)】です。つまり”汚れ”で、油性の汚れの上に塗装しても塗膜が剥がれてしまいます。

2つ目の原因は【プラスチック素材の表面がツルツルしている(平滑すぎる)】ことです。表面がデコボコしていないと塗膜が固定されにくいです。

3つ目の原因は【塗料がきちんと混ざっていない】です。スプレーでも塗料は均質ではないので、30秒以上は振って混ぜるようにします。

消毒用エタノール(高純度)で脱脂する

プラスチック製品の表面には油(脂)がついているのでアルコールで拭き取る

脱脂とは表面の油分を取り除くことです。油はアルコールに溶けるので【消毒用のエタノール】で拭くと簡単に脱脂できます。エタノールは無色透明なので素材に色がつくことはありません。

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この作業をするときはゴム手袋をしましょう。手で触れて皮脂が再びつくのを防ぐ必要があります。また、アルコールが皮膚に触れると乾燥等して荒れてしまう可能性もあります。

消毒用アルコールは価格が様々ですが、脱脂に使用するにはエタノール99.5vol%以上の『無水アルコール』が良いです。”無水”とは「脱水されたもの」という意味で、無水エタノールは水を含まない純度の高いエタノールです。揮発性が高いので拭き痕も残りません。

インフルエンザ予防用の消毒剤など肌に触れるエタノールの純度は75~85vol%で、水に溶かすなどしているため脱脂能力はやや劣ります。さらに、アルコールティッシュはエタノールの他に保湿成分が含まれているので脱脂には向いていません。

塗料をつけたくないところにマスキング

CC 110のステッカーが上手にはがれなさそうだったので
「CC 110」の文字を残すデザインに変更

塗料をつけたくないところはマスキングテープをはって保護します。セロハンテープでも保護できますが、マスキングテープははがれやすいので接着剤が素材に残る可能性が低いです※。

※夏の炎天下など、高温の環境での作業では接着剤が溶けて残りやすくなることもあります。無水エタノールを使えばキレイに取り除けます。

プラスチック用プライマーで下地を作る

クリアのプライマーなので見た目変わらない(触感もあまり変化がなかった)

プラスチック素材はツルツルしていて塗膜がのりにくいので【やすり等で表面を荒らす】または【プライマーで下地を作る】必要があります。やすりを使う場合は#1000のようなの目の細かいものを選ぶと良いですが、キズついてしまうのでプライマーがおすすめです。

プラスチック素材に使うプライマーは『プラスチック用プライマー(下塗り)』(アサヒペン)がオススメです。プラスチック・樹脂素材(ポリプロピレン、ナイロン、ABS、FRP、硬質塩ビ、アクリル、PETなど)の表面にアクリル膜を作ることで塗料がのりやすくします。クリア塗装ならば色合いに影響もありません。

プライマーは使用方法をしっかり読んで乾燥時間、上塗り時間を絶対に守ります。下地は塗膜をしっかりつくるのにとても大切だからです。

スプレー缶を30秒間以上振ってから塗装

スプレー塗料(油性)の成分は合成樹脂(石油樹脂)・顔料・有機溶剤です。この3つがしっかり混じっていないと強い塗膜ができません。塗装する直前に30秒間以上(目安)しっかりとスプレー缶を振り、塗料をしっかり混ぜて均質になるようにします。

プライマー同様にスプレー塗料も指定された乾燥時間をきちんと守る様にします。

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takka

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