今年も日本人が!ノーベル賞を受賞した”オートファジー”とは?

最終更新日

Comments: 0

10月3日にノーベル医学・生理学賞の受賞者が発表され、東京工業大学の大隅栄誉教授の受賞がその日からニュースを騒がせています。今回の大隈栄誉教授の受賞はいろいろな要素から騒がれています。

大隈栄誉教授の受賞に使われる表現
● 日本人のノーベル賞受賞は25人目(アメリカ国籍取得者含め)
● 日本人の3年連続ノーベル賞受賞は14年ぶり
● 自然科学3賞で日本人の単独受賞は29年ぶり

ノーベル賞のうち「医学・生理学賞」、「物理学賞」、「化学賞」が自然科学系の賞です。単独受賞をしたということは”他の誰も注目しないこと”を研究してきたということです。そんな大隈栄誉教授が研究していた”オートファジー”について調べてみました。

広告

自然科学3賞で日本人の単独受賞は約30年ぶり

大隈栄誉教授が取り組んできた研究は、細胞が不要なたんぱく質を分解して再利用する「オートファジー」と呼ばれる仕組みの解明だそうです。オートファジーとは仕組み(システム)だったのですね。

オートファジーとはギリシア語で”自分を食べる(自食)”という意味で、細胞に核にある全ての生物に備わった細胞の働きを正常に保つ上で欠かせない生命の基本的な仕組みだそうです。

細胞に核のある生物を「真核生物」と言い、動物、植物、菌類、原生生物などたくさんの生物を指します。逆に細胞に核のない生物を「原核生物」と言い細菌が多いです。

細胞は栄養が足りなくなると生命を維持するために自分の中にあるたんぱく質をアミノ酸に分解し、このアミノ酸から新しいタンパク質を作ったり、エネルギー源にしたりします。古くなったり、傷ついたりて不要になったたんぱく質も同じようにアミノ酸に分解し再利用します。

私たちの体は遺伝子という設計図・仕様書に基づいて作られています。ある説によると、研究が進めば将来かかる可能性の高い病気や寿命などが遺伝子から判るようになるとのことです。

私たちは誰もが1つの細胞から始まり、分裂を繰り返して成長していきます。細胞は分裂するときに遺伝子も引き継いでいくので、私たちの体には無数の細胞がありますが、怪我や病気で輸血・移植しない限り、この無数の細胞は全て同じ遺伝子をもっています。

遺伝子を解明するとその生物が持つシステムが分かり、オートファジーは細胞に核にある全ての生物に備わったシステムだということが解明できました。この研究はパーキンソン病やアルツハイマー病の予防法や治療法の開発につながるのではないかと期待されているようです・

このオートファジーの研究の発端は大隅栄誉教授の発見であり、この研究を巡ってはいま激しい競争が続いているそうです(ある調査会社の集計によるとオートファジーに関する論文は去年だけで約5,000本!)。

▽ 細胞をサポートするためにはアミノ酸を摂取!




【出典】
● ノーベル医学・生理学賞に東工大 大隅良典栄誉教授(NHK NEWS WEB)
  http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161003/k10010716211000.html

スポンサードリンク

シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。