蚊はO型の血が好き?血液型はどう決まる?

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土曜日に上毛高原駅の裏の山にある遊歩道を歩いてホタル観賞を楽しみました。ホタルの観賞期間は毎年6月中旬~7月中旬で、上毛高原駅に車を停めて全長2キロ、約1時間の散策を楽しみました。

薄暗くなってきた頃にホタルもご出勤、同じようにホタルを見に来た人たちから歓声が上がります。さて…ホタルはです。光っていて風情もあるから重宝されているけれど虫です。ホタル登場と同時にいろいろな虫が出てきたのでしょう…大量の蚊に刺されました、私が朝からウナが手放せません

▽ヒヤッとした感触が一時的でもかゆみを忘れさせてくれます


長袖に長ズボン、さらに靴下と、柔肌の娘については蚊や他の虫の被害に遭わないように完全防備をさせました。さらに高温高湿の環境をイメージしていたので水分を小まめに補給させ熱中症を予防しました。おかげで娘は虫に刺されることなく、痒みに耐える母の横で元気いっぱいです。

じゃあ一緒に行った夫はというと…なぜか無傷なんです私と同じ防備レベルだったのに夫はケロッとしています。夫はO型で「O型の人は蚊に刺されやすい」と言われるのに不思議です。

今回は蚊は本当にO型の血を好むのか、そもそも血液型とは何かを調べてみました。

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「O型は蚊に刺されやすい」はウソ!?

蚊の吸血行為はヒトの食事とは違って毎日何度もするわけではありません。血を吸う蚊はメスで、血を吸うのは産卵に備えるためです。ヒトのように動物の血は蚊にとって必要な高カロリーの栄養食なのです。1匹の蚊は平均5回産卵します。

蚊の吸血が活発になる時期
蚊は気温が15℃以上になれば吸血を始め、22~30℃になると多くの蚊が盛んに吸血します。気温が35℃以上になると蚊は活動が落ちて動かなくなります。夏の日中は屋外にいても蚊に刺されにくいです(理論上、猛暑日ならば活動停止となります)。

蚊の視力はヒトに比べてとても低く、ヒトの視力を1とすると蚊は0.003以下と言われています(モノとモノの境目の濃淡くらいしか目では判別できない)。つまり蚊は目で動物を探しているのではないのです。

蚊が動物を見つける方法
● 呼吸(主に二酸化炭素)
● カラダの温度
● カラダが発する湿気
● 汗のニオイ

特に汗はアセトンや乳酸など揮発性物質を多分に含んでおり、臭いとなって一定の距離があっても蚊はおびき寄せられます。蚊は触覚にある膜たんぱく質で臭いを感知します。余談ですが東京大学は蚊の嗅覚を参考にして”臭いセンサー”(ヒトの汗の臭い成分に特異的に反応するセンサー)を開発し、移動ロボットに搭載してヒトの汗の臭いでロボットを動かすことに成功したそうです。

蚊の嗅覚受容体を用いた、ヒトの汗の匂いを感知するセンサー
(MONOist 2016年12月23日の記事)

さて「O型は蚊に刺されやすい」と言われていますが、まず血液型はカラダを作っているタンパク質の構造の違いによって決まります。現在の研究では「血液型は汗の臭いに影響はしない」となっているので、蚊はターゲットを血液型で選り分けることはないと考えられます。つまり「O型は蚊に刺されやすい」という説には科学的根拠はないのです。

さて蚊がターゲットを汗の臭いで探していると推測すると、次のようなヒトたちが蚊のターゲットになりやすいといえます。

蚊のターゲットになりやすい人
 ● 運動直後のスポーツマン
 ● 太り気味の人
 ● 基礎代謝が高い状態の人(妊婦、乳幼児など)

血液型は食生活・文化で大きく変わる

前項で述べましたが、血液型はカラダを作っているタンパク質の構造の違いによって決まります。「糖の構造で違う」という人もいますが、糖はそのタンパク質が集まって作られるので同じようなことです。
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同じヒトなのにタンパク質の構造はなぜ違うのでしょうか。それはタンパク質の構造を決定するのは腸内細菌で、腸内細菌の種類や構成は食生活・食文化で変わります。つまり食生活や食文化で血液型は変わることになります。

古代人はO型が多かった

古代人は肉や魚が食事の中心だったので、胃酸が多く出て肉や魚のタンパク質を分解しやすい腸内環境であるO型が多かったと言われています。

農耕文化が始まるとA型が増えた

歴史の授業でも習いますが、狩猟中心の文化は農耕中心の文化に変わっていきます。農耕が発達して米や野菜を食べるようになると腸内環境が変化しました。農耕文化に対応した腸内環境であるA型が増えたと言われています。A型の誕生・増加によって人類は進化したとも言われています。

B型は遊牧民特有の腸内細菌

何かと変わり者と言われやすいB型ですが(因みに私はB型です)、人類の進化と血液型の関連を見ても、B型は誕生が変わっています。なぜならばB型は遊牧民族特有の腸内細菌・環境なのです。

AB型は突然変異で誕生

AB型はA型とB型の交配における突然変異で誕生したようです。交配は中学の理科で習う遺伝の法則であり、A型とB型の両親から生まれた子どもはAB型になります(正確にはそれぞれAA型とBB型の両親です)。

日本では血液型は4種類ですが、ヨーロッパでは6種類(A1、A2、B、O、A1B、A2B)です。なぜならば腸内細菌の種類やその構成比率でたくさんの分類ができるからです。必要に応じて種類数を決めているので、日本では4種類、ヨーロッパに行くと6種類です。それぞれの旅行者は旅行先で病院に行くことになったら大変ですね

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